日本人の心を魅了しつづける名城を、美しい映像で紹介!

日本に現存する城郭建築物の中から、国宝または重要文化財に指定されている7つの名城を紹介するBS-iの同名番組をDVD化。詳細な解説と貴重な初公開映像を交え、荘厳さと美しさを兼ね備えた名城の歴史と魅力に迫る! 日本各地に数多く存在する城郭建築物のなかでも、天守閣が国宝や重要文化財に指定されたものはごくわずか。 本作品では国宝の全4城と、重要文化財から3城を厳選。その内観・外観はもとより、それにまつわる歴史や文化、人々の姿なども紹介。初公開となる建物内部や宝物など、貴重な映像も収録し、日本人の心を捉える名城の魅力に様々な角度から迫る。 ◆VOL.1 姫路城(国宝) 日本で唯一世界遺産に認定された名城、姫路城。別名「白鷺城」の名を持つその美しさの一方で、五層七階の天守や城内各所には城砦としての機能が巧みに隠されている。石垣や白漆喰の秘密、名城の保存に勤しむ人々の姿なども紹介。籠城に備えて天守の中に設けられた巨大な台所を初公開。 ◆VOL.2 弘前城(重要文化財) 背水の陣と称され、岩木川を背にして建つ弘前城。東北に唯一現存するその天守は江戸後期に三層の櫓を転用して再建されたものであり、随所にその特徴を残している。津軽家ゆかりの貴重な宝物、追手門や信政公御廟所の内部など、初公開映像の数々を収録。城内の生態系保存に勤しむ人の姿も紹介。 ◆VOL.3 松本城(国宝) 現存する五層天守としては最古の城である松本城。大天守と月見櫓が連結された連結複合式天守を有することも現存する城の中で唯一である。歴代の城主とともに松本城の歴史に迫る。さらには昭和の大修理の様子や、初公開となる松本神社に納められた松姫の遺品も紹介。 ◆VOL.4 犬山城(国宝) 木曽川南岸の絶壁に立ち、三層六階の天守を有する犬山城。尾張藩徳川家の付家老であった成瀬家が歴代の城主を務め、先頃までは日本で唯一の個人所有の城であった。城の管理・保存に勤しむ成瀬氏の姿、貴重な宝物、城下で育まれたからくり文化なども紹介。 ◆VOL.5 松江城(重要文化財) 「千鳥城」とも呼ばれ、桃山建築を代表する松江城。城造りの名人・堀尾吉晴が築城したその五層六階の天守には様々な工夫が施されている。一枚の写真から実現した櫓の復元秘話、歴代藩主ゆかりの茶道や製鉄業など松江の伝統も紹介。 ◆VOL.6 彦根城(国宝) 家康が西国防衛の拠点として井伊家に築城を命じた彦根城。金装飾を有する、絢爛な外観の白亜三層の天守内部には、大津城から移築された痕跡が残されている。堅強な石垣の秘密や、歴代藩主が残した宝物、城下町のまちづくりに勤しむ人々の姿なども紹介。 ◆VOL.7 高知城(重要文化財) 山内一豊により築かれた南海道随一の名城、高知城。その天守は掛川城を模して造られ、城内には敵の侵攻を困難にする様々な工夫がされている。本丸御殿である懐徳館の内部、一豊が愛し奨励した土佐和紙、2005年に開始された三の丸石垣修復作業の様子なども紹介。

特典

各巻に解説書を封入(執筆:広島大学文学部教授 三浦正幸)

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