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ポプラの秋

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そのひとは天国に手紙を届けてくれると言いました

【飛騨高山を舞台に、天国への手紙が心を紡ぎ、涙が沁みる物語】 看護師の千秋(村川絵梨)は東京の病院勤務。彼女は仕事にも疲れ、恋にも破れ人生の曲がり角に立っていた。そんな時、疎遠になっていた母つかさ(大塚寧々)からの電話。それは幼い時に暮らした「ポプラ荘」の大家のおばあさん(中村玉緒)の死の報せだった。自暴自棄になっていた千秋は、何か救いを求めるかのように「ポプラ荘」のある飛騨高山へと向かう。そして、あの「ポプラ荘」で過ごした日々の記憶が蘇ってくる・・・。幼い千秋(本田望結)は、交通事故で突然亡くなってしまった父への想いを一人で抱え込んでいた。しかし、悲しみに沈む母を思いやって健気にふるまう千秋。大きなポプラの木がある引越し先の「ポプラ荘」の大家のおばあさんは、そんな千秋の心の中の言葉に耳を傾け、千秋に奇妙な話をもちかける。それはおばあさんのお役目―“自分は亡くなった人へ手紙を届けることができる”という話だった。最初こそ不思議に思った千秋だったが、父への想いを届けてもらえると信じ、手紙を書き綴ってはおばあさんに預けるようになる。そして父と繋がっているという想いが千秋の心を立ち直らせ、いつか母も父と同じように突然消え失せてしまうのではないだろうか?という不安からも千秋の心を救っていくのだった。千秋にとっておばあさんは、素直に心を通わせられる大切な人になっていた。ポプラ荘の個性的な隣人佐々木さん(藤田朋子)や西岡さん(宮川一朗太)たちとの交流や、飛騨高山の美しい景色と町並みも千秋の心を穏やかにしていく・・・。幼い日のいろいろな出来事を思い出しながら千秋(村川絵梨)はお葬式が行われている「ポプラ荘」に辿り着く。そこでおばあさんのお役目の偉業を目の当たりにして、驚愕するのだった。母と疎遠になっている千秋に気づいた佐々木さんから、“母がおばあさんに託した父宛の唯一の手紙”を受け取る千秋。そこに綴られていたこととは・・・・・・。その手紙から母が隠し続けていた秘密と、最上の「愛」を知らされる。それは、おばあさんが再び千秋に生きる大切さを教えてくれた証だった。荒んでいた千秋の心は、一点の曇りもない大空のように晴れ晴れとする。そばには千秋を優しく見つめているポプラの木が風に揺れながらそびえ立っていた。

キャスト

本田望結(星野千秋)
中村玉緒(ポプラ荘の大家のおばあさん)
大塚寧々(千秋の母・星野つかさ)
村川絵梨(大人になった千秋)
藤田朋子(佐々木さん)
宮川一朗太(西岡さん)
山口いづみ(だんご屋のおかみ)
内藤剛志(特別出演・葬儀屋の山根)
伊澤柾樹(オサム君)
清塚信也(千秋の元恋人・関口医師)
松本蘭(さるぼぼ屋の店員)
真木恵未(小学校の先生)
室龍規(眼医者)

スタッフ

原作:湯本香樹実『ポプラの秋』(新潮文庫刊)
監督・脚本:大森研一 撮影:中堀正夫(JSC) 音楽:清塚信也
主題歌:持田香織「少しだけ」(avex trax)
製作統括プロデューサー:日下部哲 エグゼクティブプロデューサー:吉田誠二郎 室家王介 阿部時雄 岡嘉孝 徳山悦也
プロデューサー:鈴木政信 スーパーバイザー:橋本正彦 アソシエイトプロデューサー:横山恵未 照明:高田一郎
美術:福田宣 装飾:野村哲也 録音:湯脇房雄 編集:伊藤学・大森研一 衣装:樋口秋香 ヘアメイク:大澤ねね
制作担当:逸見賢 助監督:吉田至次

特典

収録特典:
1)メイキング(約15分)
2)上海国際映画祭(約5分)
3)劇場予告編(約2分)
4)主題歌編(約3分)

DATA

品番HPBR-51
発売日2016/06/02
価格3,900円(税抜)
画面16:9LBビスタサイズ
音声(本編)音声:1日本語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド 2日本語 ドルビーデジタル 2.0chステレオ (特典)音声:日本語 ドルビーデジタル 2.0chステレオ
製作地日本
製作年2015
ジャンル邦画
サブジャンルヒューマンドラマ
収録分数約98分
コピーライト(C)2015『ポプラの秋』製作委員会

特記

第39回モントリオール世界映画祭Focus on World Cinema部門正式招待作品 第18回上海国際映画祭パノラマ部門正式招待作品

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