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実録阿部定

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外の光が邪魔なのよ― 「定・吉二人キリ」 阿部定事件、完全映画化!

昭和十一年五月十八日に起った“阿部定事件”を、濃密な限定設定の中で描き出した空前絶後の愛欲恋愛映画。脚本は「(秘)色情めす市場」いどあきお。監督は田中登。定役には宮下順子。ロマンポルノを代表する傑作。 東京・荒川の尾久の待合「満左喜」に居続けている中年男女の客がいた。男は中野・新井の料理屋「吉田屋」主人・石田吉蔵、女はその店の女中・阿部定だった。二人の馴れ初めは、一カ月前、定が吉蔵の店で働くようになってからで、程なく惹かれ合い、関係を持つようになった。共に“床上手”の二人の仲は次第に抜き差しならぬ深みにはまっていき、やがて、吉蔵の女房に知られてしまった。ある日、二人はしめし合せて店を出ると、待合や旅館を転々として、「満左喜」へ辿り着いた。宿入りしてから、二人は床を敷きっ放しでひたすら情事にふけり、その様子には女中もあきれる程だった。三日目になってさすがに疲れたのか、二人の眼のふちが黒くなっていた。定は金策のために、名古屋時代の知り合いで今でも面倒をみてもらっている大宮先生を訪ねた。先生は人間的には素晴らしいと思いながら肉体的には満足した事がなく、定には不満だった。吉蔵とは比べようもない。久しぶりに先生に抱かれた定は、金をもらうと「満左喜」へ帰った。四日目、五日目が過ぎても二人は飽きることなく肉欲に浸り続けた。数多くの男を知った定だが、吉蔵のように自分を喜悦の絶頂へ誘ってくれた男は初めてだった。一週間目の夜、情事の果てに吉歳がグッタリしていた。定は吉蔵の上に股がると、腰紐を彼の首に巻きつけて力一杯絞めあげた。そして、愛する吉蔵の“男性自身”を斬り落とした…。

キャスト

■宮下順子
■江角英明
■坂本長利
■花柳幻舟
■五條博 
■小泉郁之助

スタッフ

■監督:田中 登
■脚本:いどあきお
■プロデューサー:結城良煕
■企画:栗林 茂
■撮影:森 勝
■照明:小林秀之
■録音:木村瑛二
■美術:川崎軍二
■編集:山田真司
■音楽:坂田晃一
■助監督:飛河三義

特典

■映像特典
・オリジナル劇場予告篇
・フォトギャラリー収録

■特典仕様
・ピクチャーディスク仕様

DATA

品番HPXN-288
発売日2021/11/05
価格4,200円(税抜)
画面16:9[1080i Hi-Def]スコープサイズ
字幕バリアフリー字幕(聴覚障がい者向け字幕)
音声日本語Dolby TrueHDモノラル
劇場公開時レイティングR18
公開日1975年02月公開
製作地日本
製作年1975
ジャンル邦画
サブジャンルロマンポルノ
収録分数約76分
コピーライト(C)1975 日活株式会社

特記

※本商品は成人映画「ロマン・ポルノ」として劇場公開された作品です。リリースに際して、一般社団法人 日本コンテンツ審査センターによる審査を受けています。ご了承 ください。 ※原版フィルムに起因するお見苦しい部分、お聞き苦しい部分がありますことをご了承ください。 ※表現において今日では不適切と思われる部分がございますが、製作者の意図を尊重し、当時上映された内容のままで収録しております。

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