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イントロダクション ストーリー 松山千春 スタッフ キャスト DISC

旅立ち

鋭い表情と時折見せるあどけない笑顔を持つ、北海道は足寄の青年は、類い稀なる声で30年もの間人々を魅了してきた。
本作は、30周年を迎えた2006年、23歳の松山千春が当時書き下ろしていた自伝「足寄より」を元に映像化した作品である。人気絶頂となった彼が、自らの言葉で綴ったこの自伝は、複雑な家庭環境、父親への愛情、音楽との出会い、恩師である竹田との運命など、彼の人生が濃密に書き綴られており、多くのファンを感動させた。松山千春の才能に誰よりも早く気づき、人生をかけて世に送り出した竹田は、千春の人生で重要な意味を持ち、二人の深い絆に心を動かされることであろう。竹田の突然の逝去により深い淵に落とされた松山が、立ち直ることができたのは、やはり音楽であった。

主人公である千春役には、ドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」や、映画「クローズZERO」などで注目される若手、大東俊介。千春の才能に気づき彼をデビューさせることに成功した竹田健二役には、萩原聖人が。そして、千春が敬愛する父、明を演じるのは、泉谷しげる。その他、千春が憧れるヒロイン、河合紀美子役の伴杏里、千春の姉、菊池絵里子役に尾野真千子、プロデューサー、西口祐介役の石黒賢など、多彩な面子が揃っている。

監督は、映画「ポストマン」に続き2作目となる、今井和久。ドラマ「南くんの恋人」、「イグアナの娘」、「アストロ球団」などの名作を手がけてきた手腕で、松山千春の半生を描き出す。

“昭和50年全国フォーク音楽祭・北海道大会”に、一人遅れパトカーで若者が到着した。赤いニッカポッカでギター片手にサングラスをかけて登場したこの男が、当時19歳の松山千春である。場違いな格好に笑う観客に向かって、松山は「お前らうっせえぞ!笑ってないで歌を聴け!」と怒鳴りつける。透き通るような高い声の切ない歌声に観客は瞬く間に圧倒される。態度が裏目に出て、あえなく落選となった千春であったが、彼の才能に目を付けたのが、STVラジオディレクター、竹田健二であった。足早に会場を去る松山に「いつかチャンスがくるから、その時までに作れるだけ曲を作っておけ」と伝える。それが二人の運命の日であった。

足寄の実家に戻った千春は、父親、明が経営する“とかち新聞社”を手伝うことになる。新聞社とは言え、その実は自宅兼仕事場の一軒家。母も姉も家を出た今、父親はかけがえのない存在であった。千春は高校を卒業し、実家を手伝いながら、自分の思いを音楽に託していった。その頃、竹田は千春を世に送り出すため奮闘していた。ポップス全盛の時代に、千春の音楽、そして彼の態度を受け入れてもらうことは難しかった。

しかし、竹田の根気が勝利し、ラジオのレギュラー出演が決定する。生地である足寄への思いと、父親への愛を感じた竹田は、北海道を拠点とすることを約束する。型破りな千春の言動にみなが肝を冷やしていたが、質の高い楽曲と全く気取らない姿勢が次第に受け入れられ、番組の評価は高まった。千春は竹田が自分の首をかけて尽力してくれていたことを知り、お互いの信頼はさらに深まる。そして、その努力と、STV常務への直談判が実を結び、松山千春のデビューが決まったのであった。

デビュー曲「旅立ち」が大ヒットし、足寄が生んだスター、松山千春は時代の寵児となったのである。変化する環境に戸惑い、喧嘩を繰り返しながらも竹田と松山の絆はより強固になり、松山はSTVから他社への引き抜きにも全く興味を示さない。千春の揺るぎない心にうたれた竹田は「一生付き合っていこうな」と涙をうかべて誓ったのであった。
そして、二人が夢見ていた初のコンサートツアーが幕を開ける。しかし、二人の別れは、すぐそこに近づいていたのであった…。

1955年12月16日、北海道出身。
1975年全国フォーク音楽祭 北海道大会の出場をきっかけに、1977年1月「旅立ち」でデビュー。フォーク第3世代のニューミュージックシーンの原動力として高く評価される。作曲家、歌手、そしてその人間性と個性が多くの指示を集める。60年代後期の関西フォークをルーツとし、数少ないメッセージ・シンガーとして活躍する。多くのコンサートを行い、新時代のフォークを伝え続けてきた。「季節の中で」、「恋」、「長い夜」などのミリオンセラーや、数多くのヒット曲を持つ。常に前向きな姿勢で「歌は心の告白」という信念を貫いている。

1963年7月25日、石川県出身。
1992年、TBS深夜ドラマ PLAY ALONE「ひとりで見てね!」で演出家としてデビュー。1993年、テレビ朝日で放映された「七人の女弁護士」で連続ドラマとして初演出。その後、テレビ朝日「南くんの恋人」、「イグアナの娘」、「ガラスの仮面」、フジテレビ系「ルーキー」、TBS「高原へいらっしゃい」、テレビ朝日「アストロ球団」などテレビドラマを数多く手がける。劇場映画としては、「ポストマン」に続いて本作が2作目。

1969年3月20日、広島県出身。
日本映画学校卒業。映画制作や助監督を経て、1992年にアメリカに渡る。映画やCFに携わり、1998年に帰国し、脚本家として活躍。主要作品は、映画「ポストマン」(08年)、アニメ映画「真救世主伝説“北斗の拳”・ラオウ伝」シリーズ(06・07年)、「female〜桃〜」(05年)、「DEAD OR ALIVE/FINAL」(00年)。ドラマではテレビ朝日「アストロ球団」(05年)、「スカイハイ2」(04年)、「京都迷宮案内」シリーズ(02年〜08年)など。

1986年3月13曰、大阪府出身。
2005年トップコートオーデイション「Try To TOP 2005」にてグランプリを獲得。NTV「野ブタ。をプロデュース」でドラマデビュー。その後TBS「鉄板少女アカネ」、CX「ヒミツの花園」、CX「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」、TBS「猟奇的な彼女」、TBS「世界ウルルン滞在記2008」に出演。「FINEBOYS」の専属モデルも務めている。映画は「クローズZERO」(三池祟史監督)、「リアル鬼ごっこ」(柴田ー成監督)等。連続ドラマCX「シバトラ」にも出演。オフイシャルブック『WA OH! 〜白遊美 presents TOPCOAT LIVE2008 0FFICIAL B00K〜 』(ワニブックス)発売中。

1971年8月21曰、神奈川県出身。
1993年、山田洋次監督「学校」、崔洋一監督「月はどっちに出ている」、天間敏弘監督「教祖誕生」などの作品で数々の映画賞を受賞。その後、崔洋—監督「マークスの山」(95)、黒澤清監督「CURE」 (97)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞する。その他の代表作に、中田秀夫監督「カオス」(00)、高橋伴明監督「光の雨」(01)、阪本順治監督「この世の外へ〜クラブ進駐軍」(04)、瀧本智行監督「樹の海」(05)、ソン・ヘソン監督「力道山」(06)、滝口洋二郎監督「バッテリー」(07)等。「相棒」シリーズ初のスピンオフ映画「鑑識・米沢守の事件簿」に出演。

1981年11月4日、奈良県出身。
97年「萌の朱雀」(河瀬直美監督)でスカウトされ主演デビュー。同作でシンガポール国際映画祭主演女優賞、高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。主な出演作に映画「EUREKA(ユリイカ)」(青山真治監督)、「ギプス」(塩田明彦監督)、「リアリズムの宿」(山下敦弘監督)、「ナイスの森」(石井克人監督)、「殯の森」(河瀬直美監督)、「ヤーチャイカ」(谷川俊太郎監督、覚和歌子監督)、「クライマーズ・ハイ」(原田眞人監督)、NHK「芋たこなんきん」、CX「東京タワー」等。最新作は「まさきくあらば」(御徒町凧監督)。

1985年1月18曰、岡山県出身。
テレビ、映画を中心に活躍中。主な出演作にTBS「BE-BOP HIGHSCH00L」、NTV「野ブタ。をプロデュース」、NHK「純情きらり」、TBS「R00KIES」、映画「気球クラブ、その後」(園子温 監督)、「転々」(三木聡監督)、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」(塚木連平監督)、「うた魂♪」(田中誠監督)等。CFでは「コカコーラ」“秘密の入リロ篇”に出演。最新作は映画「愛のむきだし」(園子温監督)。

1985年9月26口、神奈川県出身。
「リリイ・シュシュのすべて」(岩井俊二監督)で映画デビュー。主な出演作にTBS「ULTRASEVEN X」、映画「GO」(行定勲監督)、「約三十の嘘」(大谷健太郎監督)、「ナイスの森The First Contact」(ANIKI監督)、「妖怪奇談」(亀井享監督)、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(若松孝二監督)、「砂時計」(佐藤信介監督)、「山のあなた〜徳市の恋〜」(石井克人監督)等。またPV「君が好き」(Mr. Children)等にも出演し話題に。

1982年8月15曰、兵庫県出身。
テレビ「特捜戦隊デカレンジャー」でデビュー。その後も映画、テレビ、舞台を中心に活躍中。主な出演作にテレビ朝日「アストロ求団」、MXテレビ「探偵ブギ」、フジテレビ「ガリレオ」、TBS「ROOKIES」、映画「ユリシス」(丹羽貴幸監督)、「幸福のスイッチ」(安田真奈監督)、「銀色のシーズン」(羽住英一郎監督)、「椿三十郎」(森田芳光監督)等。舞台、竹内まりやソングミュージカル「本気でオンリーユー」(唯川恵「キスよりもせつなく」より)に出演。最近の出演作は、映画「容疑者Xの献身」。

1970年11月22曰、東京都出身。
映画「バトルヒーター」(飯田譲治監督)でスクリーンデビュー。その後も演技派としてドラマ、映画、CMと活躍中。主な出演作にTBS「クロサギ」、NTV「探偵学園Q」、映画「ラヂオの時間」(三谷幸喜監督)、「ALWAYS 三丁曰の夕曰」(山崎貴監督)、「県庁の星」(西谷弘監督)、「叫」(黒沢清監督)、「HERO」(鈴木雅之監督)、「クロサギ」(石井康晴監督)、「実録・連谷赤軍 あさま山荘への道程」(若松孝二監督)など。

1966年1月31日、東京都出身。
83年にドラマ「青が散る」で主演デビュー。その後もドラマ、舞台、ラジオ、絵本の翻訳等多方面で活躍中。主な出演作にCX「振り返れば奴がいる」、CX「ショムニ」、CX「CHANGE」、映画「ホワイトアウト」(若松節郎監督)、「ローレライ」(樋口真嗣監督)、「LIMIT OF LOVE海猿」(羽住英一郎監督)、「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」(蝶野博監督)、「ミッドナイトイーグル」(成島出監督)、「花影」(河合勇人監督)等。また「ウィンブルドンテニス2008」のスペシャルナビゲーターを担当。テレビ朝曰「四つの嘘」に出演。主演映画「ジャイブ 海風に吹かれて」が公開中。

1948年5月11曰、青森県出身。
71年に「泉谷しげる登場」でレコードデビュー。個性的な存在感は今や歌以外にもテレビ、映画では欠かせない存在。主な出演作にCX「Dr.コトー診療所」、NTV「女王の教室」、CX「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」、CX「ハチミツとクローバー」、映画「ええじゃないか」(今村昌平監督)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(声の出演)、「KIDS」(荻島達也監督)、「ガチボーイ」(小泉徳宏監督)等。アニメ「ゲゲゲの鬼大郎」(CX)オープニングテーマ曲を担当。音楽番組「R-ゼロ」(TBS)の司会、テレビ朝曰「ロト6で3億2千万円当てた男」に出演。

品番:BIBJ-7730
発売日:2009.7.17 発売予定
スペック:カラー / 112分 / 片面2層 / 2枚組
価格:4,700 円(税抜)
画面:16:9LB(本編ディスクのみ)
音声:日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ
公開日:2009年1月 公開 (一般)
製作国:日本
製作年:2008 年

●特典

【初回限定特典】
アウターケース

【特典映像】
DISC1:本編ディスク
劇場予告編(約2分)
DISC2:特典ディスク
メイキング[半年にわたる撮影の軌跡](約44分)
プレミアム完成披露試写会舞台挨拶[原作者・松山千春、大東俊介、他登壇](約14分)
初日舞台挨拶(約5分)

© 2008 PLUSMIC CFP

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そして、松山千春のベストセラー自伝小説「足寄より」から生まれた、松山千春デビューの軌跡と深い絆を描いた映画「旅立ち〜足寄より〜」の待望のDVD化に併せて、「旅立ち〜足寄より〜」オリジナル・サウンドトラックの先行配信もスタート!

「チャクチャク・エンタメ」



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自伝映画「旅立ち〜足寄より〜」のDVDリリースと併行して、松山千春の人気曲が続々・配信決定!

7/1〜 アサヒ緑健「緑効青汁」CM曲としても話題の「生きております」
「着うた(R)」「着うたフル(R)」レコチョクにて独占先行配信スタート!
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