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映画界に多大なる影響を与え続ける巨匠ジョージ・A・ロメロ。1968年の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』以降、常に新しさと驚きを提供してきたロメロだが、これまでに数々の作品がリメイクされながらも、続編やスピンオフが製作されることはなかった。今回の『サバイバル・オブ・ザ・デッド』では、前作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』と空間を共有するシーンが映し出されるなど、いわばアナザーストーリー的な要素が盛り込まれ、70歳にしてなおも作品作りへの飽くなき探究心を感じさせる、巨匠ロメロの傑作が完成した。

キング・オブ・ホラーとも称されるジョージ・A・ロメロ作品が未だ評価され続けている理由には、観客を楽しませるだけのただの商業映画ではなく、映像に投影された現代社会への警鐘が背景にあることが大きい。ロメロは、本作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』に関して、次のように語っている。「僕はいつも自分の映画を通して何かを語るのが好きだったんだ。好きというより僕の映画はそうでなければならない。まずストーリーを作る以前に意義を持たせたかった。今回の作品では戦争を描いている。今、世界では何が起きているかを描こうとしたんだ。隣に住む人であろうとそれが国であろうと人々はうまく付き合えず、いつも何か問題があるたびにみんなお互いを非難しあって、次の瞬間には銃を手にしようとする。それがこの映画の中にある考えなんだ」

主人公は、元州兵のサージ。『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』で描かれた「死者が蘇り人間を襲う」ニュースが世界中をかけめぐり、社会は崩壊、混乱状態に陥っていた。まさに地獄と化した世界で生き残りをかけ、わずかな希望を"ある島"に託す。しかし、その島には楽園などなかった…。圧倒的な絶望の中、生きることだけを追い求め戦う人々を描く、究極のサバイバルムービー。
ロメロならではの表現で我々に"生きる"ということの新たな意味を突き付ける。
本作は、09年のトロント国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞にノミネートされ、評論家、ファンたちから絶賛された。

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