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ブリッツ

『トランスポーター』『アドレナリン』『メカニック』−自ら演じる妥協なきアクションと英国訛りのハスキーボイスを武器にして、クールな運び屋、破壊力満点の変人、完璧な殺し屋など多彩なキャラクターを演じ分け、圧倒的な存在感を見せつけるジェイソン・ステイサム。本作ではハードボイルド小説の鬼才ケン・ブルーウンの傑作長編「Blitz」をもとに、犯罪者には容赦なき制裁を加える乱暴者でありながら義理堅い熱血刑事を演じきり、かつてないステイサム像を築き上げた。

ロンドン市内で警官ばかりを狙った連続殺人事件が発生。犯人逮捕のためには手段を選ばぬ刑事ブラントは、転属してきたばかりの相棒ナッシュと捜査に乗り出した。ブリッツと名乗る犯人は、タブロイド紙を利用し事件を大きくあおり立て、厳重な警戒をすり抜け犯行を重ねることに喜びを見出す狡猾な愉快犯だった。次々と仲間が殺される中、激しく火花を散らすブラントとブリッツの戦いは、やがて衝撃のクライマックスへと発展する−!

今やハードアクションの<顔>となったジェイソン・ステイサム。本作では、仲間や友への想い、そして警官としての誇りをかけて突っ走る刑事を熱演。シビアな戦いに身を投じる鬼気迫る姿に、これまで見せたことがなかったステイサムの新たな一面を目にすることになるだろう。

繊細なジェントルマンでありながら、ここ一番では頼れる相棒ナッシュを、監督としても評価の高い実力派パディ・コンシダインが好演。若かりし頃のゲイリー・オールドマンを彷彿とさせる、トリッキーでミステリアスな殺人鬼ブリッツを怪演するアイダン・ギレンにも注目だ。ザウエ・アシュトン、デヴィッド・モリッシー、マーク・ライランスら実力派プレイヤーも、ロンドンの空気を感じさせる登場人物をリアルに演じている。

監督はCMで頭角を現し、初監督長編作品『Love is the Drug』(06)がスラムダンス映画祭等で高く評価された新鋭エリオット・レスター。脚本は『月に囚われた男』(09/監督:ダンカン・ジョーンズ)のネイサン・パーカーが担当。原作に登場する多彩なキャラクターを描き分けつつ、英国人ならではのユーモアや反権力志向を匂わせながら緻密なドラマを組み立てた。映画の世界をハードに彩るカサビアンやザ・ケミスツらUKロックを代表するアーティストの楽曲にも注目だ。

尖ったキャラクターや刺激的な台詞に目が集まりがちな本作だが、その神髄は現代のロンドンに生きる者たちの、熱くて激しい人間模様。イギリスでも絶賛された本作は、刑事ドラマ、そしてクライム・サスペンスの新たなスタンダードとして語り継がれることになるだろう。

サウスロンドン警察の刑事ブラント(ジェイソン・ステイサム)は、犯罪者には容赦のない制裁を加える強硬派だ。彼を目の敵にするタブロイド紙の記者ハロルド・ダンロップ(デヴィッド・モリッシー)から批判的な記事を書かれ、度々マスコミに騒がれている問題児。しかし元麻薬おとり捜査官の婦警フォールズ(ザウエ・アシュトン)の相談に親身になって応えたり、妻を亡くしたばかりの上司のロバーツ(マーク・ライランス)をパブに誘って元気づけるなど、仲間からの信頼が厚い人情味溢れる刑事である。

そんなある日、地元の警官を狙った殺人事件が発生する。ダンロップは事件の情報提供者と名乗る男から電話を受けるが、その男バリー・ワイス(アイダン・ギレン)こそ警官殺しの犯人だった。ワイスは、おまえを有名人にしてやるとダンロップに警官8人の殺害を予告。警察を挑発するように、タブロイド紙の一面で報じさせるのだった。その直後、2人目の警官を撃ち殺したワイス。容赦なく犯行を重ねる自らを、第二次世界大戦中のドイツ軍によるロンドン急襲になぞらえ、ブリッツ<電撃>と名乗ることにした。

犯人の手がかりを捜すブラントは、サウスロンドン警察へ転属されてきたゲイのポーター・ナッシュ巡査部長(パディ・コンシダイン)とともに、連続殺人事件解決に向け立ち上がる。卑屈な密告屋ラドナー(ネッド・デネヒー)を問い詰めてブリッツの手掛かりを掴んだブラントは、ナッシュと共にワイスのアパートを捜索。しかし彼の部屋からは、事件の証拠は何も見つけることができなかった。 ブラントはワイスに見覚えがあった。以前ビリヤード場でトラブルを起こしたために、ブラントがボコボコに殴り倒して病院送りにした男だったのだ。警官を襲う動機はあるが、ワイスがブリッツであるという証拠は得られない。そんな中、ブラントの上司ロバーツが次の標的となり、自宅アパートでハンマーで撲殺される。さらにブリッツはロバーツの警官の制服と連絡帳を盗み、アパートに放火。そして次のターゲットにされたのは、ブラントの親友でもあるフォールズだった…。

署に戻ったブラントは、警察のコンピュータを使ってワイスの逮捕歴を調査。すると、殺された警官たちは、すべて過去にワイスを逮捕した者ばかりであった。ワイスがブリッツだと確信したブラントは、メディアを通して顔写真を公表し、公開捜査に踏み切った。やがてホテルに潜伏中のワイスを見つけたブラントは、ウェストロンドン中を走って逃げるワイスを追い詰め、ついに逮捕に成功する。 しかし、すべての手かかりがワイスにつながっているにも関わらず、決め手となる証拠や科学捜査の裏づけは十分ではなかった。やがてワイスは、拘留期間を終えて釈放。ブラントは、失意のままロバーツの葬儀に出席した。多くの警察官が集まった墓地で、じっとブラントを見つめるひとりの警官がいた。それはロバーツの制服を着たワイスであった。帰路についたブラントを静かに尾行するワイス。やがてブラントは、最凶の愉快犯ブリッツと決着をつけることになる。

1972年、イギリス・シデナム生まれ。イギリス代表チームに所属する飛び込み競技の選手として、オリンピック選考大会に3度出場して3位を獲得。世界で12位の記録を持つ。コマーシャルやポスターキャンペーン広告の仕事の際に、製作準備中の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)の製作総指揮を務める同社のオーナーと出会ったのを機に、監督のガイ・リッチーと面会し役を獲得。次作『スナッチ』(00)にも出演し注目を浴びる。SFアクション『ゴースト・オブ・マーズ』『ザ・ワン』(共に01)に立て続けに出演。2002年、フランスのヒットメーカーであるリュック・ベッソンにより『トランスポーター』に起用された。

以後『ミニミニ大作戦』(03)、『トランスポーター2』(05)、『アドレナリン』(06)、『ローグ・アサシン』(07)、『トランスポーター3 アンリミテッド』『バンク・ジョブ』『デス・レース』(共に08)、『アドレナリン:ハイ・ボルテージ』(09)、『ロシアン・ルーレット』(10)、アクションスターたちが共演する『エクスペンダブルズ』(10)、『メカニック』(11)とアクション映画を中心に活躍。11年公開作に『Killer Elite』、『Safe』があり、ハードボイルド作家リチャード・スタークが生んだ犯罪のプロ、パーカーを演じる『Parker』やアンディ・マクナブ原作の『Echelon』が12年公開予定。

1973年、イギリスのバートン・オン・トレント生まれ。17歳のときバートン・カレッジの演劇コースでシェーン・メドウズ監督と出会う。ブライトン大学で写真撮影を学んだ後、メドウズ監督に起用されて『A Room For Romeo Brass』(99)で俳優としてデビュー。『Dead Man’s Shoes』(04)でも組んでいる。その他にも『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』『24アワー・パーティー・ピープル』(共に02)、『マインド・ゲート 監禁少女のSOS』(02・未)、『マイ・サマー・オブ・ラブ』(04)、『シンデレラマン』(05)、『スパイラル・バイオレンス』(06・未)、『ボーン・アルティメイタム』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(共に07)、パトリシア・ハイスミス原作の『City of the Owl』(09)などに出演。テレビドラマにはデヴィッド・ピース原作の野心作「レッド・ライディングII:1980」(09)や「The Suspicions of Mr Whicher」(11)などがある。08年、『Dog Altogether』で監督を務め、英アカデミー賞最優秀短編作品賞をはじめ各賞に輝く。暴力的な生き方で自滅する男を描いた長編『Tyrannosaur』(11)では脚本と声も兼任し、サンダンス映画祭で2部門を獲得した。

1968年、アイルランド・ダブリン生まれ。16歳で初舞台に立つ。ダブリン・ユース・シアターで演技を学び、ロンドンに移る。1999年、物議を醸したテレビシリーズ「モダン・ラブ」に出演。主演のゲイ3人組のひとりを演じ、英アカデミーTV賞最優秀主演男優賞にノミネートされブレイクする。映画では『ザ・クーリア』(88・未)、『サークル・オブ・フレンズ』(95)、『Some Mother’s Son』(96)、『Mojo』(97)、『バディ・ボーイ』(99)、『ファイナル・ステージ』(02・未)、『シャンハイ・ナイト』(03)、脱獄犯を演じた『12ラウンド』(09・未)など。テレビでは麻薬犯罪の盗聴捜査を描いた大ヒットシリーズ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のシーズン3〜5(04〜08)にトミー・カルケティ役で出演。ロンドン警視庁の捜査班を演じた「IDクライム」(09)や「刑事トム・ソーン 声なき目撃者」(10)のほか、「ダークリング/暗黒のフォース」(02)、「大暴落サブプライムに潜む罠」(09)、などに出演。舞台では、04年、ブロードウェイ・リバイバル版「管理人」(ハロルド・ピンター作)に出演し、トニー賞にノミネートされた。

1984年、イギリス・ロンドン バーロー・オブ・ハックニー生まれ。1990年から01年にかけアンナ・シャー・ステージ・スクールに通う。01年から06年、ナショナル・ユース・シアターに在籍。マンチェスター・メトロポリタン大学で演劇を学び、06年に卒業。また、ゴート・シアター・カンパニーの合唱団のメンバーだった。これまでに「The Crust」(05〜)、「Misfits」(09〜)、「SHERLOCK シャーロック」(10〜)のエピソードや、レギュラーの探偵秘書役でケイト・アトキンソン原作の「Case Histories」(11)など数多くのテレビに出演。映画では初の大役を獲得したコメディ『St Trinian’s 2:The Legend of Fritton’s Gold』(09)や90年代初期のレイヴシーンを描いた『Weekender』(11)に出演した。舞台においても優れた才能を発揮し、「Harm’s Way」などの戯曲を書いたことから、エドワード・ラザフォードの長編小説「ロンドン」のテレビドラマ化の脚本を手がけることになる。その他カイザー・チーフスやポール・ヒートンらのミュージックビデオ、プレイステーション2や「The Face」誌のCMに起用された。

1964年、イギリス・リバプール生まれ。エブリマン・ユース・シアターで演技を学び、王立演劇学校を卒業。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、およびナショナル・シアターの団員になる。これまでの映画出演作に『ロビン・フッド』(91)、『秘密』(92・未)、『Being Human』(94)、『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』(98)、『Fanny & Elvis』(99)、『恋はサルサで!』(00・未)、『Some Voices』(00)、『コレリ大尉のマンドリン』(01)、『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』(05)、『すべてはその朝始まった』(05・未)、『氷の微笑2』(06)、『ウォーター・ホース』『リービング』(共に07)、『Is Anybody There?』『ブーリン家の姉妹』(共に08)、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(09)、『センチュリオン』(10・未)など。テレビドラマでは実話に基づく「The Deal」(03)にゴードン・ブラウン蔵相役で出演し、英アカデミーTV賞にノミネートされた。また、「ステート・オブ・プレイ 〜陰謀の構図〜」で、2003年度王立TV協会賞最優秀男優賞を受賞。「レッド・ライディング」(09)は3部作を通して登場し、第3部では主役となった。「Clocking Off」(00〜03)、「Blackpool」(04)、「ドクター・フー」(05〜)、「メドウランズ」(07)、ジェイン・オースティンの「分別と多感」(08)、「Five Days」「刑事トム・ソーン 声なき目撃者」(共に10)などがある。舞台出演に「ペール・ギュント」「ヘンリー六世」「エドワード四世」「リチャード三世」「ジョン王」など。監督としても『Don’t Worry About Me』(09)や短編『A Secret Audience』(98)、『Bring Me Your Love』(00)、テレビドラマ「Sweet Revenge」(01)、「Passer By」(04)を手がけている。

1960年、イギリス・アシュフォード生まれ。子供の頃、両親とともにアメリカに渡ったが、王立演劇学校で学ぶために帰国。シェイクスピア劇および現代劇を含め、多くの舞台作品に出演。リチャード二世、マクベス、ロミオ、クレオパトラ、ハムレットなどさまざまな役を演じ、400回以上の公演に登場した。「ボーイング・ボーイング」(ロバート役)のブロードウェイ公演で、トニー賞を受賞。また、「The Big Secret Live“I am Shakespeare”Webcam Daytime Chatroom Show」では脚本を執筆した。舞台演出家としても活躍し、1996年から06年までシェイクスピア・グローブ・シアターの芸術監督を務めている。映画では、『ハーツ・オブ・ファイヤー』(87・未)、『プロスペーローの本』(91 )、『エンジェル&インセクト/背徳の館』(95・未/監督:フィリップ・ハース)、『ベンヤメンタ学院』(95 /未)、『インティマシー/親密』(01)、『ブーリン家の姉妹』(08)、シェイクスピアの正体に宮廷抗争が絡む『Anonymous』(11)など。テレビムービーではフレデリック・E・ワーベル、サーストン・B・クラーク原作の「Wallenberg:A Hero's Story」(85)、ミハエル・A・ブルガーコフ原作「Loving」(95)、ダ・ヴィンチを演じた「Leonardo」(03)、英国政府の生物兵器を使用し暗殺されたとされるデヴィッド・ケリー博士を演じ、英国アカデミー賞TV主演男優賞を受賞した「The Government Inspector」(05)などがある。

1970年代初めにノースウェスト・ロンドン生まれ。テレビCMの雑用係として映像業界で働きはじめる。95年に渡米してトニー・ケイ監督の『アメリカン・ヒストリーX』(98)などの映画やMVの助監督を経て、03年に監督に昇格。CMやジェシカ・シンプソンの「With You」、アクアラングの「Brighter Than Sunshine」、ヒラリー・ダフの「Why Not」、エマ・ロバーツの「Dummy」、セレーナ・ゴメスの「Tell Me Something I Don’t Know」などのMVを手がける。俳優のジャレッド・レトー率いるサーティー・セカンズ・トゥー・マーズの「From Yesterday」「A Beautiful Lie」では中国の故宮や北極でレトーと共同で監督。06年の初長編『Love Is the Drug』(06)は、憧れの美女の気を惹くためにドラッグを盗む青年を描き高く評価された。次回作は75年に起きたIRAによる籠城事件の映画化『Balcombe』の予定。

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品番BIXF-0046
発売日2012/03/02
価格4,935円(税込) / 4,700円(税抜)
画面16:9[1080p Hi-Def]シネスコサイズ
音声1.英語ドルビーTrueHD5.1chサラウンド
2.日本語ドルビーTrueHD5.1chサラウンド(吹替)
字幕1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
公開日2011年10月公開
製作国イギリス
製作年2011
【映像特典】
■インタビュー&メイキング
■Deletedシーン
■日本版劇場予告

商品詳細
2.日本語ドルビーデジタル5.1chサラウンド(吹替)
品番BIBF-8120
発売日2012/03/02
価格3,990円(税込) / 3,800円(税抜)
画面16:9LBシネスコサイズ
音声 1.英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
字幕1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
公開日2011年10月公開
製作国イギリス
製作年2011
【映像特典】
■インタビュー&メイキング
■Deletedシーン
■日本版劇場予告

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