Pictures

53歳。高橋家の家長。大手食品メーカー「日栄フーズ」の商品開発課長補佐だったが、盛岡支社の営業家長に異動。東京のマンションから一家を引き連れ、田舎町の古民家を独断で借りてしまう。馴れない営業職と、ギクシャクする家庭の狭間で、なんとか事態を収拾しようと日々、努力している。

1952年７月4日、北海道出身。68年にテレビドラマ「バンパイヤ」で初主演。テレビドラマ「傷だらけの天使」（74）、「熱中時代」（78）で子供から大人まで多大な影響を与える。映画『青春の殺人者』（76）ではキネマ旬報主演男優賞を最年少（当時）で受賞。近年は、「相棒」シリーズ（00〜）が大ヒットしている。本作では満を持して『逃れの街』（83）以来となる単独の映画主演に挑む。

11歳。高橋家の長男。小学校5年生。喘息の持病があるため、過度の運動を母・史子から止められているが、隣家の小学6年生の娘・菊池 桂との出会いをきっかけに、サッカーを始める事に。一家の誰よりも早く座敷わらしの存在を受け入れ、けん玉遊びなどを通じて心を通わせていく。

2008年8月27日、千葉県出身。CMや、NHK大河ドラマ「竜馬伝」（10）、「怪物くん」（10）などで、かわいくてかっこいい“イケメン子役”として注目を集める。映画では『ウルトラマンゼロ　THE MOVIE』（10）、『怪物くん』（11） の出演等、テレビドラマ、バラエティ番組、CM、映画と、多岐に亘って大活躍中。

78歳。康一の母親。夫の死後、長野から上京し、晃一の一家と生活を共にしていたが、晃一の転勤先岩手でも同居を続けることに。認知症気味の言動が徐々に出始めている。折々に気配を感じる座敷わらしのことを、戦時中に亡くした末の弟・六助ではないかと推測する。

1933年10月22日、神奈川県出身。50年に松竹歌劇団に入団し、53年映画『純潔革命』でデビュー。近年の主な映画出演作として『沈まぬ太陽』（09）、『武士の家計簿』（10）、『デンデラ』（11）等がある。99年紫綬褒章、05年旭日小綬章を受賞。日本を代表する女優として映画、テレビドラマ、舞台と精力的に活動中。

44歳。高橋家の専業主婦。東京に生まれ育ったことから、夫の地方転勤＝突然の田舎暮らしという生活環境の変化に戸惑いを隠せずにいる。転居先の決め方をはじめ、行動が脳天気に映る夫への不満、認知症の気配は出始めた姑・澄代との同居にストレスがたまり気味。

1996年11月28日、東京都出身。81年CMでデビュー後、数々のドラマに出演し、女性からの圧倒的支持を得る。映画では、『南へ走れ、海の道を』（86）でエランドール賞、『光る女』（87）で報知映画祭主演女優賞、『バカヤロー！私怒ってます』（88）と『大河の一滴』（01）で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞する。

15歳。高橋家の長女。中学3年生。ただでさえ自分を子ども扱いする父・晃一に不満が募っているうえに、突然始まった田舎暮らしに史子同様、不安が拭えない。東京の学校では人間関係に問題を抱えていたが、転校先では同級生と友情をはぐくんでいく。

1996年1月12日、熊本県出身。09年「SEVENTEEN」の専属モデルとなる。『Give and Go』で映画初主演後、映画『告白』（10）、『アバター』『管制塔』『大木家のたのしい旅行』（11）、『Anotherアナザー』（12年8月）『桐島、部活やめるってよ』（12年8月）と映画主演作が続く等、今後が期待される若手女優のひとり。

1968年2月29日、神奈川県出身。91年テレビドラマ「マスカット・ムーン」で女優デビュー。その後、テレビドラマ、CM、映画、バラエティ番組と多岐に亘って活躍中。主な出演作としてTVドラマでは、連続テレビ小説「瞳」（08、NHK）、「ナサケの女〜国税局捜査官〜」（10、EX）、映画では、『メッセンジャー』（99年）、『クロサギ』（08年）等がある。

1968年2月29日、神奈川県出身。91年テレビドラマ「マスカット・ムーン」で女優デビュー。その後、テレビドラマ、CM、映画、バラエティ番組と多岐に亘って活躍中。主な出演作としてTVドラマでは、連続テレビ小説「瞳」（08、NHK）、「ナサケの女〜国税局捜査官〜」（10、EX）、映画では、『メッセンジャー』（99年）、『クロサギ』（08年）等がある。

1940年7月5日、東京都出身。劇団「炎座」「国芸」を経て、劇団「東京小劇場」に16年観在籍。現在はテレビドラマやナレーションの他、ダンスボランティア「夢のダンス」を提唱し、毎月活動中。映画『Shall weダンス？』（96）では、日本アカデミー賞助演女優賞他7つの映画賞を受賞。近年では『食堂かたつむり』『スープオペラ』（10）、『アブラクサスの祭り』（11）に主演。

1966年1月26日、東京都出身。96年にプロ野球現役引退後、スポーツキャスター、レポーター、俳優として活動を開始し、映画初主演作『ミスタールーキー』（02）では報知映画賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。04年、ACC CMフェスティバルにて演技賞を受賞。映画主演作に『男たちの大和／YAMATO』（05）、『ポストマン』（08）、『はやぶさ　遥かなる帰還』（12年2月）等がある。

1964年7月25日、神奈川県出身。93年『さまよえる脳髄』で映画初主演。『極道の妻（おんな）たち』シリーズでは、4代目姐としいぇ強烈な印象を残す。『長崎ぶらぶら節』（00）で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。主な映画主演作に『大奥』（06）、『RAILWAYS』『君が踊る、夏』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』（10）、『乱反射』（11）がる。

1951年8月17日、東京都出身。「自由劇場」を経て、1976年劇団「東京乾電池」を結成。テレビ番組「笑ってる場合ですよ」でコントを担当し、舞台だけでなく、映画、テレビドラマと活躍の場を広げていく。主な映画主演作に『あぶない刑事』シリーズや、近年では『ゴールデンスランパー』『雷桜』（10）、『岳』『太平洋の奇跡—フォックスと呼ばれた男—』（11）に主演。

1957年1月24日、京都府出身。81年、青年座研究所を卒業し、劇団「夢の遊眠社」へ入団。92年の解散まで主力俳優として活躍する。07年第14回読売演劇大賞グランプリおよび最優秀男優賞、第6回朝日舞台芸術賞を受賞。映画、テレビドラマにも多数出演し、近作の映画では『罪とか罰とか』『ニセ札』『僕らのワンダフルでイズ』（09）等がある。

1950年11月9日、福島出身。花形役者の父と、娘歌舞伎の母を持ち、1歳4ヶ月の頃から舞台に立つ。年間200日を超える舞台公演の他、舞踊ショー、歌謡ショーで子供から大人まで幅広い世代を魅了し続ける。また、現代、時代劇を問わず数多くのテレビドラマやバラエティ、そしてトーク番組にも出演するなど、八面六臂の活躍を続けるエンタテイナー。

1931年10月24日、東京都出身。52年俳優養成所に入学し、翌年、俳優座制作映画『早春の泉』で初主演を飾る。以降、映画、テレビドラマには欠かせない俳優として時代劇から現代劇まで数々の主演を務める。近年の映画出演作に『死に花』（04）、『マリと子犬物語』（07）、『沈まぬ太陽』（09）、『相棒-劇場版Ⅱ-』（10）がある。

1941年8月9日、東京都出身。劇団「第七病棟」主宰。『ふろふき大将』（55）で映画デビュー。91年『浪人街』等で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞をはじめ多くの映画賞を受賞する．近作では『劒岳 点の記』『劇場版噛めんライダーディケイド』（09）、『今度は愛妻家』『アウトレイジ』（10）、『大鹿村騒動記』『探偵はBARにいる』（11）『はやぶさ　遥かなる帰還』（12）等がある。