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1963年、中国生まれ。11歳で武術太極拳の中国チャンピオンとなり、17歳の時にスポーツ界を引退。『少林寺』(82／チャン・シン・イェン監督)で映画界でのキャリアをスタートさせた。ツイ・ハークと組んだ伝説的なシリーズ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』(91・92・93・97)で人気スターの地位を確立し、メル・ギブソンと共演した『リーサル・ウェポン４』(98)でハリウッド進出。さらに『ロミオ・マスト・ダイ』(00)、『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(01)、『ザ・ワン』(01)といったアメリカ映画に次々と出演し、アジアを代表する国際的スターとなった。その後もハリウッドと中華圏を行き来しながら、多くのヒット作に出演。最近では、シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサムらと共演した豪華キャストのアクション映画『エクスペンダブルズ』(10)とその続編『エクスペンダブルズ２』(12)が話題を呼んだ。
そのほかの主な出演作には『ハード・ブラッド』(92・未)、『HERO』(02)、『ブラック・ダイヤモンド』(03)、『ダニー・ザ・ドッグ』(05)、『SPRIT　スピリット』(06)、『ローグ・アサシン』(07)、『ドラゴン・キングダム』(08)、『ウォーロード／男たちの誓い』(08)、『ハムナプトラ３ 呪われた皇帝の秘宝』(08)、『海洋天堂』(10)、『白蛇伝説～ホワイト・スネーク～』(11)などがある。

1976年、中国生まれ。15歳の時に映画デビューを飾り、それ以降、数十本の映画やＴＶ作品で活躍。“中国四大女優”のひとりとして絶大な人気を誇っている。その演技力が高く評価されたきっかけは『ふたりの人魚』(00)。そのほかの主な出演作には『ハリウッド★ホンコン』(01)、『小さな中国のお針子』(02)、『ウィンター・ソング』(05)、『女帝［エンペラー］』(06)、『画皮　あやかしの恋』(08)、『孔子の教え』(09)、『酔拳　レジェンド・オブ・カンフー』(10)などがある。最新作はトム・ハンクスらが出演する豪華キャスト映画『クラウド・アトラス』。

1976年、中国生まれ。北京映画学校を卒業し、02年のＴＶ作品「雨のシンフォニー」や『小さな中国のお針子』(02)で脚光を浴びる。その後は「恋・愛・都・市　恋がしたい」「争覇　越王に仕えた男」などのＴＶ作品に出演する一方、『The Knot』(06)で第12回中国映画賞の主演男優賞を獲得。最近の主な出演作にはジョウ・シュン、ヴィッキー・チャオ共演の『画皮　あやかしの恋』(08)、再びヴィッキー・チャオと共演した『ムーラン』(09・未)、中国で記録的ヒットを飛ばした『さらば復讐の狼たちよ』(10)がある。

1984年、中国生まれ。中国を代表するポップシンガー。2005年、中国全土で開かれた歌謡コンテスト“スーパーガール”で優勝し、一躍有名になる。コカ・コーラ、ヒューレット・パッカードなどの大手企業のＣＭに出演する一方、ドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェーらが出演した歴史アクション大作『孫文の義士団』(09)で映画デビューを飾り、主題歌も担当した。

1983年、台湾生まれ。高校生の時にスカウトされ、日本でも好評を博した青春映画『藍色夏恋』(02)で主演デビュー。その他の主な出演作に『サウンド・オブ・カラー　地下鉄の恋』(03・未)、『言えない秘密』(07)、『遠い道のり』(07・未)、『海洋天堂』(10)、『密告・者』(10)、『台北カフェ・ストーリー』(10)、『星空』(11・未)、『ハッピー・イヤーズ・イブ』(11・未)などがある。

1977年、台湾生まれ。フルートとピアノも演奏するポップシンガー。幼い頃から音楽の教育を受け、1990年代半ばにポップアイドルとして音楽界でのキャリアをスタートさせる。また女優としても活動しており、これまでの出演作にはオムニバス映画『about love　アバウト・ラブ／関於愛(クワァンユーアイ』(04)の台北編、香港の人気監督パン・ホーチョンが製作を務めたラブ・ストーリー『恋人のディスクール』(10・未)がある。

1955年、中国・広東省生まれ。義兄リュー・チャーリャンの武術指導を受け、1973年に映画界入り。少林寺ものの最高峰のひとつに数えられる『少林寺三十六房』(77)でカンフースターの仲間入りを果たした。さらに『続・少林寺三十六房』(80)をはじめ多くの作品で活躍。また『少林寺三十六房』の熱狂的なファンであるクエンティン・タランティーノからのオファーを受け、『キル・ビル Vol.1』(03)、『キル・ビル Vol.2』(04)にも出演。『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』では『少林寺』(82)の主演俳優ジェット・リーとの歴史的な対決が実現した。

1979年に映画監督としてデビュー。革新的なスタイルとテクニックで脚光を浴び、1980年代の香港映画界に新風を吹き込む。1984年に妻のナンシェン・シーとともにフィルム・ワークショップを創立。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(87／製作のみ)、『スウォーズマン／剣士列伝』(90・未)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ／天地黎明』(91)などで大成功を収め、アジア全域を席巻した。ハリウッド進出も果たし、ジャン＝クロード・ヴァン・ダムと組んだ『ダブルチーム』(97)、『ノック・オフ』(98)を発表。その後も香港映画界を牽引する監督、プロデューサーとして活躍し、最近ではジョニー・トー、リンゴ・ラムと共同監督を務めた『強奪のトライアングル』(07)、アンディ・ラウ主演の伝奇活劇『王朝の陰謀　判事ディーと人体発火怪奇事件』(10)で好評を博した。そのほかの主な監督作品には『蜀山奇傅・天空の剣』(84)、『アゲイン／明日への誓い』(90)、『ツイン・ドラゴン』(92)、『ワンス・アポン・ア・タイム／天地大乱』(92)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ／天地争覇』(92)、『バタフライ・ラヴァーズ』(94)、『金玉満堂／決戦！炎の料理人』(95)、『ブレード／刀』(95)、『ドリフト』(00)、『セブンソード』(05)などがある。