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モネ・ゲーム

『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を獲得した名優、コリン・ファースと、ハリウッドのトップに輝き続けるスター、キャメロン・ディアスの、夢の初共演が実現した! 常識に縛られたカタブツだが、どこか抜けていて詰めが甘い英国男と、陽気で怖いもの知らずの天然キャラなテキサスガール──そんな、すべてが真逆のキャラクターを演じたキャメロンとコリンの、“贅沢すぎるミスマッチ”で世界を爆笑に包むのは、印象派の巨匠モネの贋作を巡る詐欺の物語。 完璧な計画のはずが、失敗へとまっしぐらに突き進み、誰も予想できない驚愕と喝采の結末に鮮やかに着地する脚本は、『ノーカントリー』でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞を受賞したジョエル&イーサンのコーエン兄弟。美術界最大のミステリーと称して展開される、忽然と消えた名画の数奇な運命を追うエピソードも、まさにコーエンワールドだ。

モネの連作「積みわら」の消息不明の1枚を贋作にして、大富豪に売りつける──ロンドンの美術鑑定士ハリー・ディーンは、横暴な雇い主であり、億万長者のメディア王シャバンダーを相手に、そんな大掛かりな詐欺を計画する。完全犯罪には、名画の最後の目撃者と噂される男の孫娘、テキサスのカウガールPJが必要だった。 PJは喜んで名画の持ち主になりすますが、その奔放すぎる性格で初めてのロンドンでの豪遊を楽しみながら、次々と計画を塗り変えてしまう。さらにシャバンダーがPJに夢中にな るという、全く予想もつかなかった怒涛の展開に焦るハリーも大暴走。あろうことか、肝心の贋作鑑定の役目をライバルの鑑定士マーティンに奪われるという、絶体絶命の大ピンチに! 果たして、絡まり合ったモネ・ゲームの行方は──?

脇を固める名優たちも、映画ファンにとってはたまらない。無礼で貪欲なメディア王シャバンダーに、『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンが扮し、イヤなヤツなのになぜか目が離せない男をクールに熱演。さらにハリー・ディーンのライバル美術鑑定士には、『プラダを着た悪魔』のスタンリー・トゥッチが扮し、胡散臭い男をイキイキと演じた。二人の個性派俳優が、スクリーンの隅々にまで仕掛けた笑いのワナも見逃せない。 監督は、『終着駅 トルストイ最後の旅』のマイケル・ホフマン。歴史あるロンドンの街の魅力と、格式ある高級ホテル・サボイを外から奥まで存分に捉えた撮影は、『フライトプラン』のフロリアン・バルハウス。さらに『ガンジー』、『イングリッシュ・ペイシェント』、『危険な関係』で3度アカデミー賞を獲得し、『ハリー・ポッター』シリーズでも知られる映画美術界の大御所スチュアート・クレイグが、コーエン兄弟が描く世界観を形にした。キャメロン・ディアスにしか着こなせない、鮮やかなカウガールの衣装と、コリン・ファースのトラッドな英国スーツを担当したのは、『眺めのいい部屋』でアカデミー賞に輝いたジェニー・ビーヴァン。 伝統的なエレガンスと破壊的なユーモア、スタイリッシュとドタバタが不思議に共存、豪華な笑いを届ける心地よいコメディが完成した。

ロンドンの美術鑑定士ハリー・ディーン(コリン・ファース)は、一世一代の詐欺を計画する。ターゲットは、彼の雇い主であるライオネル・シャバンダー(アラン・リックマン)。TV局から出版社まで所有するメディア王で、その莫大な富を美術収集に注ぎ込んでいた。カタブツのハリーが彼を陥れようと決意したのは、傲慢なゲス野郎のシャバンダーから受けた数々の侮辱に反撃するため。共犯は、ハリーの心の友にして、贋作が趣味のネルソン少佐(トム・コートネイ)。少佐の一流の腕によるモネの贋作を、シャバンダーに15億円で売りつけようというのだ。ハリーが書き上げた完璧なシナリオには、もう一人重要な登場人物がいた。その名はPJ・プズナウスキー(キャメロン・ディアス)、ハリーと少佐は彼女を捜しにテキサスへと向かう。

PJの役割を説明するには、彼女の祖父の存在が欠かせない。その前に、そもそもなぜモネなのか。話はう~んと遡ること、1891年。印象派の巨匠は2枚の油絵を完成させ、「積みわら」の“夜明け”“夕暮れ”と名付けた。その後、“夕暮れ”は数奇な運命を辿る。1941年、パリの美術館からナチスが略奪。1945年、今度はパットン将軍の第一師団がナチスを襲撃、“夕暮れ”は忽然と消える。その時の隊長こそが、PJのおじいちゃんなのだ!印象派の一大コレクションを築くシャバンダーは、この2枚にヘビのように執着、まずは“夜明け”を白熱のオークションで手に入れる。落札価格は1100万ポンド(約14億円)、アジアのメディア王アキラ・タカガワを札束で蹴落とした。PJを“夕暮れ”の持ち主に仕立て上げれば、シャバンダーが食いつくこと間違いなし──それが、ハリーのシナリオだった。

自由奔放なカウガールPJは、この儲け話にアッサリのった。トリ肉工場で働き、祖母と二人暮らしの彼女にとって、飛行機でロンドンへ行くだけでも夢のようだ。ハリーは、PJの貧相なトレーラーハウスの壁に飾った“夕暮れ”の贋作を背景に、PJと祖母の写真を撮る。
写真を見るなり即座に複製だと無視したシャバンダーも、ハリーからPJの生い立ちを聞き、興味を抱く。それでも「ロンドンまで来れば会ってやる」と上から目線の態度は変わらない。あてにしていた渡航費用をシャバンダーから巻き上げられず、金欠のハリーはPJを自宅に泊める。

役者は揃った。あとは、ハリ―の完璧な計画通りに事が運べば、15億円の大金が舞い込んでくる…はずだったのだが、驚くべき<計画倒れ>の連続でなにひとつうまくいかない想定外の展開で、大ピンチ!!

―シャバンダーがPJにひと目惚れ? 瀟洒な応接室でシャバンダーと向き合って、惚れ惚れするほどの図々しさで、堂々と嘘をつくPJ。シャバンダーはひと目で彼女を気に入り、VIPディナーに同席して欲しいと頼む。彼のススメでPJは高級ホテル・サボイに泊まることになり、ハリーの財政は大ピンチ!

―野性のカウガール、やりたい放題!
シャバンダーの奢りでサボイのシニアスイートへ移り、彼からの贈り物のゴージャスなイブニングドレスをまとい、VIPのディナーに同席するPJ。ビジネスの駆け引きでも気の効いた発言を繰り出すPJに、シャバンダーは夢中!

―ハリーがホテル泥棒に?
PJの豪遊のせいで、全財産を使い果たしたハリーは、つい出来心でサボイの廊下に飾られた壺に手を出し、なぜかズボンなしで逃げるという絶体絶命に! 怪しむホテルマンからも目をつけられ、一体どうやって抜け出す!?

―ハリーが鑑定士をクビに?
PJはディナーの席で、ドイツ人の美術鑑定士マーティン(スタンリー・トゥッチ)に引きあわされる。無能なハリーをクビにして、コレクションの管理を彼に任せるというのだ。ということは、例のモネの鑑定もハリーではなく彼が!?

1960年9月10日、イギリス、ハンプシャー州生まれ。学術一家に生まれ、幼少期をナイジェリアで過ごし、5 歳のときにイギリスに戻る。ロンドンのチョークファームにあるドラマセンターで演技を学び、ウエスト・エンドの舞台劇「アナザー・カントリー」でプロデビューを果たす。この演技により、映画版『アナザー・カントリー』(83)にも抜擢される。その後、『ブリジット・ジョーンズの日記』(01)、『ラブ・アクチュアリー』(03)が世界各国で大ヒットを記録、国際的にその名を知られるようになる。トム・フォード監督の『シングルマン』(09)で、英国アカデミー賞主演男優賞を始めとする様々な賞に輝き、アカデミー賞主演男優賞候補に初めて名を連ねる。そして『英国王のスピーチ』(10)でジョージ6世を演じ、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、NYとLAの批評家協会賞、放送映画批評家協会賞を受賞、さらに2年連続英国アカデミー賞に輝き、イギリスを代表する演技派俳優の地位を確立する。 その他の主な出演作は、『恋におちたシェイクスピア』(98)、『真珠の耳飾りの少女』(03)、『秘密のかけら』(05)、世界的大ヒット作の『マンマ・ミーア!』(08)、『裏切りのサーカス』(11)など。最新作は、ニコール・キッドマン共演の『The Railway Man』(13)、アトム・エゴヤン監督の『Devil’s Knot』(13)。TVドラマ「高慢と偏見」でも英国アカデミー賞にノミネートされている。

1972年8月30日、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。ドラマチックな役もコミカルな役もこなす女優として、高い評価を受ける、ハリウッドのトップ女優。映画デビュー作『マスク』(94)で、いきなり人気を獲得。以来、数々の出演作の大ヒットで、世界中で1億ドルを超える興行収入を稼ぎ出す。『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97)のヒットで世界的スターの仲間入りを果たし、『メリーに首ったけ』(98)、『マルコヴィッチの穴』(99)、『バニラ・スカイ』(01)、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(01)で計4回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、名実共にハリウッドを代表する女優となる。2009年、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を授与され、キャリアの絶頂を極める。 その他の主な出演作は、『普通じゃない』(97)、『チャーリーズ・エンジェル』と続編(00/03)、初めて声の出演を果たした『シュレック』シリーズ(01/04/07/10)、『姉のいた夏、いない夏』(01)、『クリスティーナの好きなコト』(02)、『イン・ハー・シューズ』(05)、『ホリデイ』(06)、『ベガスの恋に勝つルール』(08)、『ナイト&デイ』(10)など。最新作は、ブラッド・ピット共演の『The Counselor』(13)。

1946年2月21日、イギリス、ロンドン生まれ。『ダイ・ハード』(88)で映画デビューを果たす。『ハリー・ポッター』シリーズ(01/02/04/05/07/08/10/11)のスネイプ先生役で、世界的にその名を知られる。その他の主な出演作は、英国アカデミー賞を受賞した『ロビン・フッド』(91)、同賞にノミネートされた『いつか晴れた日に』(95)と『マイケル・コリンズ』(96)、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(07)、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)など。

1937年2月25日、イギリス、ヨークシャー州生まれ。『長距離ランナーの孤独』(62)で主役を演じ、英国アカデミー賞を受賞。続くジョン・シュレシンジャー監督の『Billy Liar』(63)でタイトルロールを演じ、再び同賞に輝く。デヴィッド・リーン監督の『ドクトル・ジバゴ』(65)で助演男優賞、『ドレッサー』(83)では主演男優賞と、2度に渡りアカデミー賞にノミネートされる。マンチェスターのロイヤルエクスチェンジシアターで活躍、数々の舞台に出演する。2001年、エリザベス女王からナイトの称号を授与される。最近では『カルテット! 人生のオペラハウス』(12)で、引退したオペラ歌手を好演。その他の出演作は、『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(07)など。

1960年11月11日、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。50作を超える映画と数えきれないほどのTVに出演している。ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』(09)で、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞、全米映画俳優組合賞、放送映画批評家協会賞にノミネートされ、アカデミー賞にも初ノミネートされる。その他の主な出演作は、『ロード・トゥ・パーディション』(02)、『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』(04)、『ターミナル』(04)、『プラダを着た悪魔』(06)、『ハンガー・ゲーム』(12)、『ジャックと天空の巨人』(13)など。

1956年11月30日、アメリカ、ハワイ州生まれ。オックスフォード大学の奨学金を受けて英国に渡り、『オックスフォード・ラヴ』(82)で監督デビュー。その後、アメリカに戻り、『プロミスト・ランド/青春の絆』(87)、『ダルク家の三姉妹』(88)、『ソープディッシュ』(91)、『恋の闇 愛の光』(95)、『素晴らしき日』(96)、『真夏の夜の夢』(99)、『卒業の朝』(02)、『ライフ・イズ・ベースボール』(05)、ドキュメンタリー映画『Out of the Blue』(07)、『終着駅 トルストイ最後の旅』(09)などを手掛ける。

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品番:BBXF-2052
発売日:2013/11/02
価格:4,700円(税抜)
画面:16:9[1080p Hi-Def]スコープサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語字幕(手書き風フォント) 3.吹替用字幕
音声:
1.英語dts-HD MasterAudio5.1chサラウンド
2.日本語dts-HD MasterAudio2.0chステレオ
公開日:2013年05月公開
製作国:アメリカ
製作年:2012
ジャンル:洋画

【特典】
・キャメロン・ディアス ジャンケットインタビュー
・インタビュー集
・メイキング
・予告編集(オリジナル予告編/日本版予告編)
・デジタルパンフレット

商品詳細

品番:BBBF-8866
発売日:2013/11/02
価格:3,800円(税抜)
画面:16:9LBスコープサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.吹替用字幕
音声:
1.英語ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
2.日本語ドルビーデジタル 2.0chステレオ
公開日:2013年05月公開
製作国:アメリカ
製作年:2012

【特典】
・キャメロン・ディアス ジャンケットインタビュー
・インタビュー集
・メイキング
・予告編集(オリジナル予告編/日本版予告編)
・デジタルパンフレット

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