『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督と、『ドライヴ』や『L.A.ギャングストーリー』などで、いま最も注目を集める実力派俳優ライアン・ゴズリングが、再び組んだ最新作。もう一人の主演には、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞に初ノミネートを果たしたブラッドリー・クーパー、そして『ホーリー・モーターズ』でも好演が話題のエヴァ・メンデスなど、豪華キャストが競演。
ライアン・ゴズリングは言う、「『ドライヴ』はサブ・ファンタジーの世界で、一方、この『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命』は、足場がしっかりした現実世界を描いたような作品なんだ。」と。
本作の共演をきっかけに、ライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスはプライベートでも付き合うことに。また、2011年に、米ピープル誌恒例の“最もセクシーな男性”として、１位になったブラッドリー・クーパーに対し、ライアン・ゴズリングのファンが抗議デモを行い話題となるなど、ホットな2人の共演で注目される。後日談として、ピープル誌は“2011年 Mr. Hot Shots（イケてる男性）”をライアンに贈呈している。
天才的なライダーのルーク（ライアン・ゴズリング）は、移動遊園地で命懸けのバイクショーを行い、その日暮らしの生活を送っていた。しかし、偶然かつての恋人ロミーナ（エヴァ・メンデス）と出会ったことで、それまでの生活を抜け出し、彼女の住むNY州スケネクタディにやってくる。ロミーナがルークとの子供を密かに生んでいたことを知ると、二人を養うため、街で出会った修理工の男と共に銀行強盗を行い、大金を手に入れる。
一方、立身出世に野心を燃やす新米警官のエイヴリー（ブラッドリー・クーパー）は、ルークを追い詰めるが、いざ対峙したときに、重大なミスを犯してしまう。誰にも打ち明けられないまま自分の過ちを深く恥じ入るエイヴリーだったが、彼はこの一件で皮肉にも周囲から高く評価され、そして複雑な思いを抱えたまま、腐敗しきった警察に、一人立ち向う。
15年後、壮絶なドラマは、息子たちの世代にも引き継がれ、親から受け継いだ罪と向き合うことになる。ルークの息子ジェイソン（デイン・デハーン）は、高校生になっていた。何も知らず、同級生としてエイヴリーの息子AJ（エモリー・コーエン）と親しくなるが、やがて父親たち、ルークとエイヴリーの秘密を知り、復讐心に駆られる。葛藤の末に決意したジェイソンの選択とは――。
サイコホラー映画『完全犯罪クラブ』ではサンドラ・ブロックと共演し、批評家から高い評価を得る。彼は難しく複雑な人物を演じ、『16歳の合衆国』の主役でケヴィン・スペイシー、ドン・チードルとの共演を果たす。大ヒット映画となった『きみに読む物語』にも出演、2004年、ショーウェストより「明日の男性スター」に選ばれ、賞賛を浴びる。『ハーフ・ネルソン』では麻薬中毒の中学教師ダンの演技でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。他、多数の主演男優賞にもノミネートされ、シアトル国際映画祭、ストックホルム国際映画祭からは、主演男優賞が贈られた。翌年『ラースと、その彼女』では、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞にノミネートされ、ミシェル・ウィリアムズ共演『ブルーバレンタイン』でハリウッド外国人記者クラブが選ぶ主演男優賞にもノミネートされる。ロマンス・コメディ『ラブ・アゲイン』、ニコラス・ウィンディング・レフン監督のアクション映画『ドライヴ』、ジョージ・クルーニーとの『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』と主演作が続々と公開される。ワーナー・ブラザーズ配給、ルーベン・フライシャー監督の『L.A.ギャングストーリー』やテレンス・マリック監督の最新作に出演。ゴズリングは、ニューヨーク・タイムズが評したように「この世代で最も魅力的な役者の一人」として注目を集め続けている。1980年生まれ。
ジョージタウン大学で文学を学び主席で卒業。ニューヨークに渡り、アクターズスタジオ・ドラマスクールで修士号を取得。舞台、テレビ、映画で経験を重ね、いまや業界でも引っ張りだこの人気役者である。『パリ、ジュテーム』のNY版『ニューヨーク、アイラブユー』に出演。『あずみ』の北村龍平監督のハリウッド第1作となったホラー『ミッドナイト・ミート・トレイン』<未>で主演。『そんな彼なら捨てちゃえば？』でジェニファー・コネリーやスカーレット・ヨハンソンと共演。オールスター共演の『バレンタインデー』にも出演。2010年には、人気テレビシリーズのリメイク映画化『特攻野郎ＡチームTHEMOVIE』が公開。彼の代表作である『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』に続き、『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』は、最終的には世界興収が前作を超え、R指定の付いたコメディの中では歴代1位となった。シリーズ3作目で最終作となる『ハングオーバー!!!最後の反省会』が、全米2013年5月公開。ゾーイ・サルダナ、ジェレミー・アイアンズ、デニス・クエイド出演の『ザ・ワーズ盗まれた人生』では、作家としての経歴の絶頂にありながら、盗作のために追いつめられる男を演じる。デヴィッド・O・ラッセル監督、ジェニファー・ローレンスがアカデミー主演女優賞を受賞した『世界にひとつのプレイブック』で、彼も初のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。1975年生まれ。
『トレーニングデイ』ではデンゼル・ワシントンの恋人役として、小さいながらも重要な役で注目を集める。『タイムリミット』ではカール・フランクリン監督から声がかかり、デンゼル・ワシントンと再び共演。同年、ロバート・ロドリゲス監督の『レジェンド・オブ・メキシコ／デスペラード』でジョニー・デップと共演。アクション大作『ワイルド・スピードＸ２』に続き、近年、同シリーズの『ワイルド・スピードMEGA MAX』へ出演。人気コメディ『最後の恋のはじめ方』ではウィル・スミス、ケヴィン・ジェームズと並んで主役を演じた。『ゴーストライダー』は、マーベル・コミック原作でニコラス・ケイジが主演し、公開1週目の世界興収が2億ドル以上で当時の記録を樹立した。レオス・カラックス監督の13年ぶりの新作『ホーリー・モーターズ』でも好演が話題となる。エヴァは、世界的に知られるブランドの広告やコマーシャルでも活躍している。テュエリーミュグレーの「エンジェル」など香水を担当し、同CMでは名曲「風のささやき」を披露している。他にもパンテーンやリーボック「イージートーン」の大使もつとめている。自らホームコレクション・ブランド「Vida」を立ち上げ、寝具のコレクション、食器類も扱う。キューバとアメリカのハーフで、1974年マイアミ生まれ。
ベン・メンデルソーンはオーストラリアで有名な役者。クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイトライジング』に、クリスチャン・ベイルやアン・ハサウェイとともに出演。ジョエル・シューマカー監督『ブレイクアウト』でニコール・キッドマン、ニコラス・ケイジと共演、ゲイリー・マッケンドリー監督『キラー・エリート』ではクライヴ・オーウェン、ジェイソン・ステイサム、ロバート・デ・ニーロと共演し、両作ともに2011年のトロント映画祭でプレミア上映される。ガイ・ピアース主演、デヴィッド・ミショッド監督で好評を博した犯罪一家を描いた『アニマル・キングダム』にも出演。同作の演技でオーストラリアの名誉ある賞、オーストラリア映画協会賞などで主演男優賞を受賞した。他、バズ・ラーマン監督の『オーストラリア』、ニコラス・ケイジ主演の『ノウイング』にも名を連ねている。最近では、ブラッド・ピットで注目の『ジャッキー・コーガン』にも出演。1969年オーストラリア、メルボルン生まれ。
これまで60以上もの出演作があり、ユーモアのあるものからシリアスなものまで、様々な難しい役を任されてきた。ゴールデングローブ賞にもノミネートされた『サムシング・ワイルド』での演技で映画デビュー。オスカーにノミネートされた『フィールド・オブ・ドリームス』では、シューレス・ジョー・ジャクソンという印象的な役を演じた。彼の名を世界に広めたのはマーティン・スコセッシ監督の『グッドフェローズ』。同作はアカデミー賞作品賞にノミネートされ、彼はその演技によって、批評家や観客に対してその地位を確固たるものとした。ジェームズ・マンゴールド監督の『コップランド』でもシルヴェスタ・スタローンやロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテルらとともに好演。アンソニー・ホプキンス主演、リドリー・スコット監督作『ハンニバル』にも出演。シガーニー・ウィーヴァー主演の『ハートブレイカー』や、ジョニー・デップ主演作『ブロウ』にも出演している。他、『団塊ボーイズ』など。ベン・メンデルゾーン同様『ジャッキー・コーガン』にも出演。1955年生まれ。
人気ドラマシリーズ「4400未知からの生還者」でリチャード・タイラー役を3シーズンに渡り演じる。2011年には全米黒人地位向上協会（NAACP）が選ぶテレビ映画主演男優賞にノミネートされる。テレビの活躍に加え、デヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン数奇な人生』への出演や、『正義のゆくえI.C.E.特別捜査官』ではハリソン・フォードと共演。
米国2012年2月公開で、批評家から絶賛の20世紀FOX製作「Chronicle（原題）」に出演し、興収的にも成功を収める。映画は、十代の三人が彼らの超能力を年代記としてビデオにおさめていくというもの。『欲望のバージニア』で、シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ガイ・ピアースらとともに出演。デハーンは批評家たちからも賞賛された人気ドラマシリーズ「InTreatment（原題）」で、シーズン３のジェシー役で知られ、ガブリエル・バーンと共演。彼の演技は、バラエティ紙からは「驚くほどの逸材」、シカゴ・サン・タイムズ紙からは「まぶしいほどの才能」と評された。新作『アメイジング・スパイダーマン2』で、主人公ピーターの友人ハリー・オズボーンに抜擢されている。1987年生まれ。
ブロードウェイの製作舞台裏を描いた人気テレビドラマ「SMASH/スマッシュ」に、メインキャストの息子役として出演。2012年には続々と映画に出演し、ハリウッドで勢いのある若手俳優の一人。
23歳で、初の長編「BrotherTied（原題）」で“兄弟”を描き、撮影・編集に携わる。本作はニューズデイ紙に「天才的な映像表現」と賞賛され、この映画は30以上の映画祭で上映され、6つの映画祭で賞を獲得した。ドキュメンタリーにも多くかかわり、総合格闘技のファイターたちを追った「Cagefighter（原題）」、ベトナム戦争退役兵たちで構成されたバイククラブを追った「RollingThunder-RideForFreedom（原題）」などを手がける。有名ブランドの広告にも参加しており、ESPNやHonda、Appleなどのキャンペーンでメガホンを取っている。長編2作目で“夫婦”の姿を描いた『ブルーバレンタイン』は、2010年サンダンス映画祭で上映し、主演のライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズは絶賛され、ゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞と最優秀賞主演女優賞にノミネート、ウィリアムズはアカデミー主演女優賞にもノミネートされる。そして新作『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命』では血の因果を巡る“父と子”の関係を描き出す。本作の脚本は、彼を含めた3人による共同脚本である。
品番：BIXF-0097
発売日：2014/01/07
価格：4,700円(税抜)
画面：16:9[1080p Hi-Def]シネスコサイズ
字幕：1.日本語字幕 2.吹替用字幕 3.コメンタリー用字幕
音声：
1.英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
2.日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ
3.コメンタリー英語ドルビーデジタル2.0chステレオ
公開日：2013年05月公開
製作国：アメリカ
製作年：2012
▼音声特典
○本編オーディオコメンタリー(監督/脚本:デレク・シアンフランス)
▼初回限定特典
○スリーヴ付き
▼映像特典(合計約18分)
○メイキング:ゴーイング・トゥ・『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』
○削除&エクステンデッドシーン
・80/20
・LUKE GOES TO JAIL
・MILITARY SCHOOL
・JASON MEETS DEAN AT ROBIN'S
○予告
・オリジナル予告
・日本版予告
品番：BIBF-8359
発売日：2014/01/07
価格：3,800円(税抜)
画面：16:9LBシネスコサイズ
字幕：1.日本語字幕 2.吹替用字幕 3.コメンタリー用字幕
音声：
1.英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
2.日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ
3.コメンタリー英語ドルビーデジタル2.0chステレオ
公開日：2013年05月公開
製作国：アメリカ
製作年：2012
▼音声特典
○本編オーディオコメンタリー(監督/脚本:デレク・シアンフランス)
▼初回限定特典
○スリーヴ付き
▼映像特典(合計約18分)
○メイキング:ゴーイング・トゥ・『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』
○削除&エクステンデッドシーン
・80/20
・LUKE GOES TO JAIL
・MILITARY SCHOOL
・JASON MEETS DEAN AT ROBIN'S
○予告
・オリジナル予告
・日本版予告
