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マニアック

『アーティスト』で昨年度アカデミー賞作品賞を受賞した名プロデューサー、トマ・ラングマン、『ミラーズ』『ピラニア3D』などの鬼才アレクサンドル・アジャ、そして『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作の若き名優イライジャ・ウッド…。現代映画界最高の才能たちが最強のタッグを組み、このジャンルの歴史に必ずや深く刻まれる、とてつもない新作を誕生させた。今その動向が最も注目されている才能たちが挑んだのは、狂気の巨匠ウィリアム・ラスティグが80年に放った伝説の映画『マニアック』の現代への華麗なる復活<リバース>。かつて全世界を震撼させた血まみれの名作は、ここに愛と哀しみに包まれ、驚くほどの刺激に満ちた、まったく新しいショッキング・バイオレンス・スリラーの傑作として蘇った。

真夜中のロサンゼルスで連続する女性ばかりを狙った猟奇殺人。被害者の女性たちは全員、無残にも頭皮を剥がれていた…。男の名はフランク。職業、マネキンの修復師。マネキンしか愛することができない彼の歪んだ欲望は、渇いた都会の夜をさまよい、暴走していく。そんな彼が出会った美しき女性カメラマン、アンナ。彼はそれを運命と信じた…。これは、底なしの哀しみと切なさに満ちた異形なる愛の物語である。すでにフランス、ドイツなどヨーロッパ各国で先行公開がスタート、イライジャ・ウッドが見せるセンセーショナルな“マニアック”演技は、『サイコ』のアンソニー・パーキンス、『コレクター』のテレンス・スタンプ、『絞殺魔』のトニー・カーティス、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスといった映画史上屈指の名演とも並び称されて大きな話題となっており、作品そのものの衝撃的な内容とクオリティの高さも、“ヨーロッパの怪奇映画とアメリカのグラインドハウス映画の完璧なる融合!”(STARBURST)、“古典ともいうべき最高のスリラー”(BLOODY-DISGUSTING.COM)“最高にセンセーショナルな大傑作!”(AIN’T IT COOL)、“★★★★ クールでノワールなオーラが全編を包む知的なスリラー!”(EMPIRE)など、最大級の絶賛を集めている。

出演は主人公フランク役でキャリア最高の演技を披露するイライジャ・ウッドをはじめ、フランクが想いを寄せる女性カメラマン、アンナに『幸せはシャンソニア劇場から』『デンジャラス・ラン』のノラ・アルネゼデール。フランクのトラウマとなっている母に『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』のアメリカ・オリーヴォ。美しき被害者たちに、『ピラニア3D』のジェヌヴィエーヴ・アレクサンドラ、『新しい人生のはじめかた』のリアーヌ・バラバン、『ザ・スローター/赤い迷宮』のジャン・ブロバーグ。他に『ジャンゴ 繋がれざる者』のサミ・ロティビなど、単なるジャンル映画とは一線を画し、実力のある演技派たちがエモーショナルな狂気と暴力のドラマを熱演している。

監督はアレクサンドル・アジャのプロデュースによる『P2』でも切れ味鋭い演出を見せたフランク・カルフン。撮影は『ハイテンション』『ヒルズ・ハブ・アイズ』のマキシム・アレクサンドラ、編集は『ミラーズ』『ピラニア3D』のバクスター。プロダクション・デザイナーは『きっと、ここが帰る場所』のステファニア・セラ。衣装デザインは『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のマイリー・チショム。音楽は『美しい棘』のロブ。随所に登場する衝撃的な特殊メイクの見せ場を担当したのはハリウッドでのアジャ作品のほとんど手掛ける「ウォーキング・デッド」シリーズ、『ジャンゴ 繋がれざる者』などのKNBエフェクツ・グループ。

ロサンゼルス。若い女性ばかりを狙った猟奇殺人が連続して発生していた。犯行は夜間に行われ、被害者の女性たちは全員、無残にも頭皮を剥がれていた…。

両親が経営していたマネキン店を継ぎ、マネキンの修復師をしているフランクには、誰にも言えない秘密があった。淫乱で残忍な母親に育てられたトラウマを抱える彼は、生身の女性をまともに愛することができなくなっていた。彼が心の平安を感じるのは、自分が修復したマネキンたちに囲まれているときだけだった。やがて、フランクの歪んだ欲望は、渇いた都会の夜をさまよい、暴走していく。彼は夜の街を独り歩きしている女性に狙いをつけ、躊躇なく殺害するとその毛髪を頭皮ごと剥いだ。そして、その頭髪を自宅に持ち帰ると、自分のマネキンたちの頭にかぶせるのだった。

ある日、フランクの前に一人の美しいブロンドの女性が現れる。アンナと名乗る彼女はプロのカメラマンだった。彼女はフランクの作ったマネキンに興味を示し、マネキンたちを個展に出品する作品のモチーフとして使わせてほしいと頼むのだった。フランクにとって、自分の仕事の芸術性を理解する女性との出会いは初めてだった。彼はそれを運命と信じ、彼女の創作に協力する中、しだいに想いを募らせていく。

アンナはあくまでも友人としてフランクと付き合っていたが、フランクは一方的にアンナとの愛の生活を妄想していた。アンナの前では心優しい青年でいることができるフランクだったが、その一方で、心の奥にうごめく邪悪な欲望や怒りは、すでに爆発寸前だった。

ついにアンナの個展はオープニングを迎え、パーティが開かれた。大勢の人々が集まる場所が苦手なフランクだったが、彼はアンナのために足を運んだ。しかし、アンナの周りには醜い業界人たちが集まり、その誰もがフランクを気味悪そうな目で見るのだった。

1981年1月28日アイオワ州シダーラピッズ生まれ。89年にロサンゼルスで開催された国際モデル&タレント・オーディションに参加した際にスカウトされ、数々のTVCMに出演、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』(89)の端役で映画デビューを果たした。90年、バリー・レヴィンソン監督の『わが心のボルチモア』で初の大役に抜擢され、一躍ハリウッド注目の子役の1人となると、リチャード・ドナー監督の『ラジオ・フライヤー』(92)、メル・ギブソンと共演の『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』(92)、マコーレー・カルキンとの子役対決が話題となった『危険な遊び』(93)、ヴルース・ウィリスと共演の『ノース/ちいさな旅人』(94)、ケヴィン・コスナーと共演の『8月のメモワール』(95)など、有名監督作やビッグスターとの共演作に立て続けに出演、確かな演技力でハリウッド若手演技派ナンバーワンの地位を確立した。その後、『ディープ・インパクト』(98)や『パラサイト』(98)では、子役から主役を張れるティーン俳優へと成長を見せ、01年ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の主役フロド・バギンズ役を得て、その世界的人気と知名度を決定づけた。3部作以降は『シン・シティ』(05)や『僕の大事なコレクション』(05)など、挑戦的な役柄に積極的に取り組み、『ハッピーフィート』シリーズ(06、11)、『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』(09)、TVシリーズ「トロン:ライジング」(12)など声優としても成功を収めている。本作『マニアック』のフランク役は、そんな彼の俳優人生最大の挑戦といえる。
彼は大の映画マニアとして知られているが、本作の直後、友人のダニエル・ノア、ジョッシュ・C・ウォーラーの3人で低予算のホラー、スリラー、ファンタジー専門の映画製作会社ウッズシェドを設立し、プロデュース業にも乗り出している。
最新作にはホビット3部作の『ホビット スマウグの荒らし場』、『ホビット ゆきて帰りし物語』と、ポール・ウォーカー、マット・ディロン、ノーマン・リーダスらと共演する犯罪ドラマ“『PAWN SHOP CHRONICLES”、ウッズシェドで製作するスペイン製スリラー“OPEN WINDOW”、ジョン・キューザックと共演するスリラー“GRAND PIANO”などがある。

1989年5月8日パリ生まれ。オーストリア人の父とエジプト人の母の間に生まれ、幼い頃からジャズに親しむ生活を送る。歌、ダンス、演劇をパリのダンススクールで学んだ後、テレビドラマ出演を経て“Les deux mondes”(07)で映画デビュー。その後、数本のフランスのTVシリーズに出演後、『幸せはシャンソニア劇場から』(08)で主役を演じ、09年のルミエール賞と金の星賞の新人賞2冠を達成。同年、ゲランの香水イディール(IDYLLE)のミューズとしてCMや広告に出演した。フランス映画“LA CROISIERE”(11)を経て、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・アイアンズらと共演した『ザ・ワーズ 盗まれた人生』(12)でハリウッド映画デビュー。続いてデンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ主演の『デンジャラス・ラン』(12)でも重要な役を演じた。最新作はアレクサンドル・アルカディ監督が30年代のアルジェリアを舞台に描く大作“CE QUE LE JOUR DOIT A LA NOUIT”(12)とアニメーション映画“LOUIS LA CHANCE”(12)への声の出演。今後、さらなる国際的な活躍が期待される注目の女優である。

92年にアレクサンドル・アジャの父親でもあるベテラン、アレクサンドル・アルカディ監督の『流血の絆』(93)に助監督兼俳優として参加、その後雪山アクション映画『スノーボーダー』(03・未)、アレクサンドル・アジャ監督の『ハイテンション』(03)に俳優として出演。アジャのプロデュースにより、07年に地下駐車場を舞台にしたバイオレンス・スリラー『P2』で監督デビューを果たし、高く評価された。その手腕を買われて09年にはハリウッドに招かれ、キューバ・グッディング・Jr.、ハーヴェイ・カイテル主演の犯罪アクション“WRONG TURN AT TAHOE”を監督した。また、アジャ監督の『ピラニア3D』(10)にも俳優として出演している。次回作は製作、脚本、監督を兼ねる復讐ヒロイン・アクション“M.I.L.F”。

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品番:BIXF-0105
発売日:2014/02/04
価格:4,700円(税抜)
画面:16:9[1080p Hi-Def]シネスコサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
音声:
1.英語ドルビーTrueHD5.1chサラウンド (Advanced 96k Upsampling)
2.日本語ドルビーTrueHD5.1chサラウンド (Advanced 96k Upsampling)
公開日:2013年06月公開
製作国:フランス
製作年:2012

【特典映像】
◎メイキング
◎予告3種
・オリジナル予告
・日本版本予告
・日本版予告「映画史上初!映像の見えない衝撃の最凶予告」

※本商品には劇場公開版(R15+)の映像修正以前の本編を収録しております。
過激な残虐描写が一部含まれています。ご鑑賞の際は十分にご注意ください。

商品詳細

品番:BIBF-8376
発売日:2014/02/04
価格:3,800円(税抜)
画面:16:9LBシネスコサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
音声:
1.英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
2.日本語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
公開日:2013年06月公開
製作国:フランス
製作年:2012

【特典映像】
◎メイキング
◎予告3種
・オリジナル予告
・日本版本予告
・日本版予告「映画史上初!映像の見えない衝撃の最凶予告」

※本商品には劇場公開版(R15+)の映像修正以前の本編を収録しております。
過激な残虐描写が一部含まれています。ご鑑賞の際は十分にご注意ください。

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