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10歳で孤児となった少女、花は、遠縁にあたる淳悟に引き取られる。孤独だったふたりは、北海道紋別の田舎町で寄り添うように生活を送っていた…。理屈を超えた禁断の愛のかたち。オホーツク海の流氷が見せる一大スペクタル。その刺激的なテーマと極限的な舞台設定から、映画化不可能と言われた桜庭一樹による40万部超ぼベストセラー小説「私の男」。第138回直木賞を受賞した本作の映画化が、タイミングが違えば決して叶うことのなかった“運命”のキャスティングによって遂に実現した。 憂いと影を帯びながらも、どこか優雅な男「淳悟」を演じるのは、数々のハリウッド大作に出演する一方、今年「ロング・グッドバイ」(NHK)で自身にとって連続ドラマ初主演するなど、日本を代表する役者としてますますその演技と活動の幅を拡げている浅野忠信。昨年、俳優生活25周年を迎えた浅野は、「今までのキャリアをぶつけるのにこれ以上のものはなく、自分にしかできない役」という覚悟と意気込みで本作に挑んでいる。そして、孤児となり淳悟に引き取られる少女「花」を演じるのは、16歳にしてヴェネチア国際映画祭最優秀新人賞を受賞した二階堂ふみ。昨年も『地獄でなぜ悪い』、『四十九日のレシピ』、『脳男』の熱演で、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。どんな役柄であっても、圧倒的な存在感を放つ稀有な女優である。本作は二階堂は18歳になるのを待ってクランクイン。自身も“運命の役”と語り、10代とは思えない妖艶さで、体当たりの演技を披露している。 さらに、物語の鍵を握り、淳悟と花を見守る地元の名士でふたりの遠縁にあたる大塩を藤竜也が演じており、大島渚監督の『愛のコリーダ』で世界を挑発した藤が、本作でモラルの象徴として登場することも興味深い。また、東京に移った淳悟と花の心の変化を映す存在として登場する青年・美郷を高良健吾が演じる。そして、大塩の死に疑問を抱く地元の警察官・田岡にモロ師岡、淳悟の恋人・小町に河井青菜、幼少期の花にNHK連続テレビ小説「花子とアン」への主演した山田望叶(新人)がそれぞれ扮し、物語にさらなる奥行きと深みを与えている。 日本の映画界を支える名優と気鋭の若手俳優たちが、監督・スタッフと共に共犯関係を築きあげ、2014年、世界を挑発する濃厚で美しい衝撃作を完成させた。

監督は、その緻密な心理描写と美しい映像表現が国内外で高く評価されている熊切和嘉。作者である桜庭一樹が絶賛するほど原作の持つエッセンスを見事に抽出した脚本を手がけのは、宇治田隆史。撮影は、『桐島、部活やめるってよ』、『横道世之介』など話題作を次々と手がけている近藤龍人。音楽を担当したのは、日本映画に造詣が深く、若松孝二監督、青山真治監督の映画音楽も手がける世界的ミュージシャンのジム・オルーク。熊切監督が、宇治田、近藤、ジムと組んだ『海炭市叙景』、『夏の終り』に続き、抜群のチームワークで叡智を集結した本作は、熊切和嘉の集大成であり、「禁断のラブストーリー」にして、ありう殺人事件を発端とする映画的な興奮とスリルに満ちた「至高のサスペンス」だ。そして、この物語に欠くことにできないのが、流氷で起こった殺人事件であり、この流氷での撮影シーンこそが、原作権を預けながら、長らく映画化が頓挫してきた最大の理由のひとつだった。実際に流氷の上で芝居をした藤が「まるで我々の撮影を待っていたかのように、流氷がロシアから南下してくれた。この映画は、祝福されていると思った」と語る。毎日毎朝から、熊切監督が流氷の状態を確認、カメラマンの近藤やチーフ助監督と共にその日の撮影ポイントを決めて、シーンの繋がりが損なわれないように、造園するかのように流氷の形を整えていく。監督をはじめとする撮影スタッフのプロ魂と意地が、流氷のいち早い接岸を導いたと言っても過言ではない。35mmフイルムに収められた広大な美しい流氷の上で繰り広げられる人間ドラマは、激しく魂と魂がぶつかり合う映画ならではの唯一無二のシーンとなっている。 北海道の壮大な風景を舞台に、観客の心を激しく揺さぶる日本映画の新たな傑作が誕生した!

奥尻島を襲った大地震による津波で家族を失った10歳の花は、遠い親戚と名乗る男・腐野淳悟に引き取られることになった。家庭に居場所がないと感じながらも、一度に全てを失い茫然自失の花。淳悟もまた、家族の愛を知らないまま、白銀の冷たく閉ざされた町で独り生きてきた。「今日からだ」。紋別に向かい車の中で、失ったものとこれからの不安で、堰を切ったように泣く花の手を握りしめ話しかける淳悟。「俺は、おまえのもんだ」。孤独な魂が共感するように、ふたりはお互いの手を握り続けた。

冬には流氷がギィーッギィーッと軋むような音を立てながら接岸する紋別の田舎町。春から中学生になる花と、海上保安庁で働く淳悟は、ふたり寄り添うように暮らしていた。淳悟は地元の銀行に勤める恋人・小町と情事を重ねていたが、どこか心はここにあらず。小町は、すべてを見透かしたように淳悟への真っ直ぐな思いを自分に語る花の遠縁にあたる大塩も、孤児になった当初から花のことを気にかけ、ずっとふたりの生活を見守っていた。

4年後の冬。町が雪に包まれ、流氷がやってきた。高校生になった花と淳悟のただならぬ関係に気がついた大塩は、花を淳悟から引き離そうと画策する。ある日、町中で大塩とばったり会った花は、大塩に旭川の親戚の家に身を寄せるように助言される。大塩への不信感と怒りとが芽生えた花は、海に向かって歩き出す。花を追いながら「あんな男に所詮、家族なんてのは無理だよ!分かってたよ!」と話しかける大塩。一心不乱に歩く花の先には、一面の流氷が広がっている。「アンタ知らないんだ!アンタとあの男は…」。決定的な事実を告げようとする大塩に、花は全身で思いの丈を叫んだー。その日を最後に、大塩は姿を消した。町を挙げての捜索の末、海の上で氷となって見つかった大塩。淳悟と花は、人知れず暗い北の湖から逃げるように町を後にする。

半年後、東京。高校に通う花、タクシー運転手として働く淳悟は、古い平屋でふたりひっそりと暮らしていた。ある昼下がり、夜勤に備えて一人自宅で休んでいた淳悟のもとに、思いがけない訪問客が現れる。それは、紋別で大塩の世話になり、小町に想いを寄せていた警察官・田岡だった。田岡はあれから独自に大塩の事件を捜査していた。かつて花のものだったメガネを見せられすべてを悟った淳悟は、血の気が引くのを感じた。ふたりだけの秘密を守るために、お互いを庇い合い暴走して行く淳悟と花を待ち受けるものはー。

1973年11月27日、神奈川県生まれ。『青春デンデケデケデケ』(92/大林宣彦監督)、『幻の光』(95/是枝裕和監督)、『スワロウテイル』(96/岩井俊二監督)、『ユメノ銀河』(97/石井聰亙監督)など、日本を代表する名監督の作品への出演を重ねる。クリストファー・ドイル監督作品『KUJAKU 孔雀』(98)で海外にも活躍の場を拡げ、03年にはペンエーグ・ラッタナルアーン監督作品『地球で最後のふたり』で第60回ヴェネチア国際映画祭コントロ・コレンテ部門において主演男優賞を受賞し、主演したセルゲイ・ボドロフ監督作品『モンゴル』(07)は、08年の第80回米国アカデミー賞®で外国語映画賞にノミネートされた。国内の作品においても、04年に北野武監督作品『座頭市』(03)で第27回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、09年に山田洋次監督作品『母べえ』(07)で第32回日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝き、10年には木村大作監督作品『劔岳 点の記』(08)と根岸吉太郎監督作品『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』(09)にて、

第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞をダブル受賞した。国内外を問わず多数の映画に出演を続け、11年には『マイティ・ソー』(ケネス・ブラナー監督)でハリウッド・デビューを果たすなど、グローバルにその存在を確立し、日本を代表する俳優の1人となる。その他の主な出演作品に『御法度』(99/大島渚監督)、『風花』(00/相米慎二監督)、『殺し屋1』(01/三池崇史監督)、『アカルイミライ』(02/黒沢清監督)、『珈琲時光』(03/ホウ・シャオシェン監督)、『父と暮せば』(04/黒木和雄監督)、『サッド ヴァケイション』(07/青山真治監督)、『乱暴と待機』(10/冨永昌敬監督)、『バトルシップ』(12/ピーター・バーグ監督)、『47RONIN』(13/カール・リンシュ監督)など。現在、アラン・テイラー監督作品『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)、清水崇監督作品『魔女の宅急便』(14)が公開。NHK総合土曜ドラマ「ロング・グッドバイ」(14)、映画『ルパン三世』(14)が公開された。

1994年9月21日、沖縄県生まれ。08年に役所広司監督作品『ガマの油』で映画デビュー。11年、入江悠監督作品『劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ』で初主演を果たし、第3回TAMA映画祭最優秀新進女優賞、第26回高崎映画祭最優秀助演女優賞に輝き、注目を集める。園子温監督作品『ヒミズ』(11)で第68回ヴェネチア国際映画祭における日本人初のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)受賞の快挙を果たす。以降、NHK大河ドラマ「平清盛」(12)、「Woman」(13/NTV)、映画『王様とボク』(12/前田哲監督)、『悪の教典』(12/三池崇史監督)、『脳男』(13/瀧本智行監督)、『地獄でなぜ悪い』(13/園子温監督)、『四十九日のレシピ』(13/タナダユキ監督)、ナント三大陸映画祭でグランプリほか3部門受賞した『ほとりの朔子』(13/深田晃司監督)などに出演、第35回ヨコハマ映画祭助演女優賞、第56回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞するなど、日本映画に欠かすことのできない若手女優の1人である。男性ファッション誌「POPEYE」での連載も開始し、幅広い層からの支持を集めている。14年は中島哲也監督作品『渇き。』が公開された。

1987年11月12日、熊本県生まれ。06年に『ハリヨの夏』(中村真夕監督)でスクリーンデビューする。07年に廣木隆一監督作品『M』(06)で第19回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門特別賞を受賞し、以降、『サッド ヴァケイション』(07/青山真治監督)、『蛇にピアス』(08/蜷川幸雄監督)、『フィッシュストーリー』(09/中村義洋監督)、『ハゲタカ』(09/大友啓史監督)、『南極料理人』(09/沖田修一監督)などに出演する。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(09/大森立嗣監督)、『ソラニン』(10/三木孝浩監督)、『おにいちゃんのハナビ』(10/国本雅広監督)の3作品で第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎新人賞を受賞したのをはじめとして、NHK連続テレビ小説「おひさま」(11)では第36回エランドール賞新人賞・テレビガイド賞、『軽蔑』(11/廣木隆一監督)では第35回日本アカデミー賞新人俳優賞、第26回高崎映画祭最優秀主演男優賞、『苦役列車』(12/山下敦弘監督)では第36回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、『横道世之介』(12/沖田修一監督)ではブルーリボン賞主演男優賞と、数々の賞レースに名を馳せる日本映画に欠かせない俳優の1人である。その他の主な出演作に、『ノルウェイの森』(10/トラン・アン・ユン監督)、『白夜行』(10/深川栄洋監督)、『千年の愉楽』(12/若松孝二監督)、『武士の献立』(13/朝原雄三監督)など。高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』(13)では声優にも挑戦した。14年は大森立嗣監督作品『まほろ駅前狂騒曲』が公開された。

1941年8月27日、中国・北京生まれ。日活入社後、62年に古川卓巳監督作品『望郷の海』でデビュー。71年の退社まで、『俺に賭けた奴ら』(62/鈴木清順監督)、『嵐を呼ぶ男』(66/舛田利雄監督)、『反逆のメロディ』(70/澤田幸弘監督)、『野良猫ロック』シリーズ(70・71/藤田敏八監督、長谷部安春監督)など数多くの作品に出演する。その後も、TV、映画と活躍を続け、76年、大島渚監督作品『愛のコリーダ』で第1回報知映画賞主演男優賞に輝き、その名を映画史に刻み付ける。以降、日仏合作で第31回カンヌ国際映画祭で監督賞受賞の大島渚監督作品『愛の亡霊』(78)、『ションベン・ライダー』(83/相米慎二監督)、『行き止まりの挽歌 ブレイクアウト』(88/村川透監督)、『河童』(94/石井竜也監督)などを経て、02年、黒沢清監督作品『アカルイミライ』で第18回高崎映画祭最優秀助演男優賞を、同作と『許されざる者』(03/三池崇史監督)で第13回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞し、『村の写真集』(03/三原光尋監督)は第8回上海国際映画祭で最優秀作品賞を獲得し、主演した藤も最優秀男優賞受賞を果たすなど、日本映画界を牽引していくベテラン俳優としてその名を再び轟かせた。その他の主な出演作に、韓日合作の『力道山』(04/ソン・ヘソン監督)、『はやぶさ 遥かなる帰還』(12/瀧本智行監督)など多数。14年は『サクラサク』が公開された。

1959年2月20日、千葉県生まれ。コメディアンとして活動を始め、90年に相米慎二監督作品『東京上空いらっしゃいませ』でスクリーンデビューし、北野武監督作品『Kids Return キッズ・リターン』(96)で東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞する。ひとりライブ、TV、映画と幅広く活躍中。近年の主な映画出演作品に『劒岳 点の記』(08/木村大作監督)、『はやぶさ 遥かなる帰還』(12/瀧本智行監督)など多数。

1981年11月16日、東京都生まれ。モデルとして活動を始め、04年に吉田良子監督作品『ともしび』で初主演にしてスクリーンデビューを果たし、以降、多数のTVドラマ、映画で活躍している。熊切和嘉監督作品への参加は『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)に続いて2作目となる。14年は『不気味なものの肌に触れる』(濱口竜介監督)、『1/11 じゅういちぶんのいち』(片岡翔監督)、『共に歩く』(宮本正樹監督)が控える。

2004年8月11日、東京都生まれ。100人の中からオーディションで選ばれ、本作にてデビューを飾る。3月31日より放映される、NHK連続テレビ小説「花子とアン」で吉高由里子演じるヒロイン・はなの幼少期役を務める。

1974年9月1日、北海道生まれ。97年、大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』が第20回ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞、大ヒットを記録し、第48回ベルリン国際映画祭パノラマ部門ほか、10ヶ国以上の国際映画祭に招待され、第28回伊・タオルミナ国際映画祭グランプリに輝き、一躍注目を浴びる。その後、PFFスカラシップ作品として制作した『空の穴』(01)は第51回ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門に出品、第30回ロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞のスペシャルメンションを授与した。以降、第60回ヴェネチア国際映画祭コントロ・コレンテ部門ほか数々の映画祭に出品され話題を呼んだ『アンテナ』(03)をはじめ、『揮発性の女』(04)、『青春☆金属バット』(06)、『フリージア』(06)など意欲的な作品を発表し続け国内外で高い評価を得る。08年の『ノン子36歳(家事手伝い)』は第38回ロッテルダム国際映画祭スペクトラム部門ほか映画祭に出品され、「映画芸術」誌の2008年度日本映画ベストテンで1位に輝いた。その後、10年の『海炭市叙景』は第23回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ及び最優秀俳優賞、第13回ドーヴィルアジア映画祭審査員賞、2010年松本CINEMAセレクト・アワード最優秀映画賞、第25回高崎映画祭特別賞と、国内外で多数の受賞を果たす。その活躍がグローバルに支持され、12年にはブラジルの映画祭INDIE 2012で『鬼畜大宴会』から『海炭市叙景』までの作品がレトロスペクティヴ上映された。近年の主な監督作品に『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(12)など。

品番:BIXJ-0157
発売日:2015/02/03
価格:5,200円(税抜)
画面:16:9[1080p Hi-Def]シネスコサイズ
音声:日本語 ドルビーTrueHD 5.1chサラウンド
公開日:2014年06月公開
製作国:日本
製作年:2013

【初回限定特典】
・特製アウタースリーブ

【音声特典】
・本編オーディオコメンタリー
(監督:熊切和嘉×二階堂ふみ×原作:桜庭一樹)

【映像特典】(合計:約141分)
・『私の男』撮影メイキング
・舞台挨拶映像「完成披露試写会」「公開初日」
・モスクワ国際映画祭W受賞記者会見
・予告集

商品詳細

品番:BIBJ-2741
発売日:2015/02/03
価格:4,200円(税抜)
画面:16:9LBシネスコサイズ
音声:日本語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
公開日:2014年06月公開
製作国:日本
製作年:2013

【初回限定特典】
・特製アウタースリーブ

【音声特典】
・本編オーディオコメンタリー
(監督:熊切和嘉×二階堂ふみ×原作:桜庭一樹)

【映像特典】(合計:約141分)
・『私の男』撮影メイキング
・舞台挨拶映像「完成披露試写会」「公開初日」
・モスクワ国際映画祭W受賞記者会見
・予告集

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