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外界から隔絶されたような山間にたたずむ女子学園。その寄宿舎で暮らす少女たちが、一人、また一人と姿を消していく…。子供でも大人でもない、“女の子”たちが体験する、美しくも残酷な恐怖を描く本作。生徒たちが忽然と姿を消す“神隠し”、観た者を死に導く写真、学園に古くから伝わる“深夜零時の呪い”とは…。かつて見たことのない、幻想的なホラームービーが、スクリーンに登場する!
学園の3年生で、学園のカリスマ的存在である少女アヤ。卒業を間近に控えた彼女が、寄宿舎の自室にこもるようになってから数日後、アヤを慕っていたカスミが、クラスメイトのミチの目の前で忽然と姿を消した。やがてカスミの部屋で発見されたのは、アヤにそっくりな少女が写った1枚の写真。その写真を見た生徒たちは、アヤの“幻”に悩まされ、耳元で不気味な囁きを聞くようになる。「お願い、私の呪いを解いて…」―。やがて生徒たちが次々と謎の失踪をとげ、ある日、学園の近くにある小川のほとりに、いくつもの水死体となって打ち上げられる―。
原案は、廃墟の日本家屋、板張りの廊下、和人形など、純和風ホラーのエッセンスが凝縮されたゲーム「零」シリーズ。日本人の恐怖の原風景を刺激し、累計130万本の大ヒットを記録したこのゲームを、民俗学者で、「黒鷺死体宅配便」、「多重人格探偵サイコ」などで知られる大塚英志の原作により、舞台を日本家屋から山間の学園に置き換えて、映画化された。

主人公・アヤを演じるのは、雑誌「Seventeen」の人気モデルとしてティーンに絶大な支持を集める中条あやみ。周囲を魅了する学園のカリスマ的存在にして、呪いの当事者と疑われる美少女を、独自の存在感で演じ、堂々のスクリーンデビューを飾る。また、アヤのクラスメイトで、呪いに翻弄される風戸ミチ役を、同じく「Seventeen」モデルとして活躍するほか、『渇き。』や『チョコリエッタ』など話題作への出演が続く若手実力派の森川 葵が扮し、みずみずしい演技を見せている。アヤのクラスメイト役には、小島藤子、美山加恋、山谷花純、萩原みのりら、今後の活躍が期待される若手女優陣が集結。その脇を、中村ゆり、浅香航大、中越典子、美保 純ら実力派がしっかりと固めている。監督は、『リアル鬼ごっこ』シリーズや『バイロケーション』などで恐怖描写に定評のある安里麻里。絵画のような詩情をたたえた映像世界のなかで、禁断の謎がひも説かれていく恐怖と衝撃を幻想的に描出。イノセンスな少女たちが魅せる美しさとせつなさや、大人への“通過儀礼”を織り込んだドラマも、観る者に深い余韻をもたらしてくれる。

閉塞感漂う山間の町にひっそりとたたずむ、聖日女学園。3年生のアヤ(中条あやみ)が、寄宿舎の部屋に籠るようになってから数日がたった。アヤを心配するあまり、憔悴するカスミ(山谷花純)を心配するミチ(森川 葵)。そんなある日、園芸作業の途中、カスミを散歩に連れ出したミチの目の前で、カスミが忽然と姿を消した。「……カスミ?」。まるで“神隠し”ともいえる出来事に衝撃を受けたミチは、その理由を探るため、こっそりカスミの部屋へ忍び込み、まるで崇めるように飾られている、アヤにそっくりな少女の写真を発見する。翌日、教室で授業を受けていたミチは、廊下に立っているアヤの姿を目撃して驚く。だがそれは、アヤではなく、アヤの“幻”だった。“幻”は、ミチのそばにそっと近づき、耳元で囁きかける。「お願い、私の呪いを解いて…」。次の瞬間、アヤの“幻”は消えていた。

やがて、学園の生徒たちが、次々と失踪を遂げるようになる。そのなかには、ミチと仲が良かったイツキ(美山加恋)とリサ(小島藤子)も含まれていた。失踪した生徒たちは、みなアヤにそっくりな少女の写真を見た後、アヤの“幻”に悩まされるようになっていた。

聖日女学園には、今日でも明日でもない午前零時、女の子だけにかかる呪いのおまじないがあるという、古くからの言い伝えがあった。言い伝えの噂が学園中を駆け巡っていくなか、ある日、失踪した生徒たちが、水死体となって集団で発見される。虚空を見つめる彼女たちの瞳は、最後に何を映したのか―。

そのころ、失踪した生徒たちと同じように、アヤの“幻”に悩まされていたミチは、アヤにそっくりな少女の写真に引きこまれそうになっていた瞬間、誰かに声をかけられる。「目を覚まして、これは私じゃない」。その声の持ち主は、なんと、本物のアヤ!部屋から出てきたアヤもまた、自分にそっくりな少女の“幻”に惑わされていたのだ。アヤは、学園で起こる“神隠し”の謎を、ミチに一緒に解いてほしいという。女の子だけがかかる呪いとは一体何なのか? 生徒たちが失踪する理由は? そして、写真に写った女の子の正体とは―? アヤとミチは、真相に立ち向かっていく。

美しく聡明で、誰もが魅了される学園のカリスマ的存在だが、どこか孤独をかかえているようなところも。卒業を間近に控えたある時、部屋に引きこもるようになってしまう。

1997年2月4日生まれ、大阪府出身。2011年女性ファッション雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ芸能界入り。翌2012年には「黒の女教師」(12、TBS)で女優デビュー。初演技ながら、普段は内気で目立たないが、事が起こると強い意志と行動力を発揮する女生徒役を演じ、鮮烈な印象を残した。2013年には月9ドラマ『SUMMER NUDE』(13、CX)に出演。その他UNIQLO「ワンピース」(13)、JR西日本「マイ♥フェイバリット関西」(14)などの広告出演や、サカナクション「グッドバイ」MV主演、更には東京ガールズコレクション出演など、モデル・女優として幅広く活躍中。本作がスクリーンデビューとなる、大型新進女優。

目の前でカスミが姿を消すなど、次々と友達が消える恐怖に怯える。アヤにそっくりな少女の写真を見てから、アヤの“幻”に悩まされるように。写真を撮ることが好き。

1995年6月17日生まれ、愛知県出身。2010年、女性ファッション雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ、モデルとして芸能界入り。その後女優活動を始め、2012年『LOVE ToRAIN』でスクリーンデビュー。同年の「スプラウト」(12、NTV)ではヒロインを演じ、透明感のある演技が好評を博した。その他の主な出演作に「ホリック xxxHOLiC」(WOWOW、13)、「35歳の高校生」(13、NTV)、『スクールガール・コンプレックス-放送部篇-』(13、主演)、『渇き』(14)がある。公開を控える『チョコリエッタ』(14、主演)では坊主頭姿を披露して話題を集める等、天才肌の演技派として大きな期待を寄せられている10代女優の注目株。

アヤにあこがれ、卒業式で唄う聖歌「オフィーリア」のソロ担当に彼女を推薦する。卒業後、お見合い相手と結婚する予定を控えているが、本当は好きな人との結婚を望んでいる。

1993年12月16日生まれ、東京都出身。ティーン誌のモデルを経て、2007年にTX「おはスタ」の“おはガール”として出演し、2008年に女優デビュー。その後、映画、ドラマ、CMと幅広く活躍し、若手女優として注目を集めた。現在は「三菱UFJニコス」「LOWRYS FARM」「tutuanna」のイメージキャラクターを務めている。主な出演作品に「カーネーション」(11、NHK)、「明日の光をつかめ2」(11、THK)、「スプラウト」(12、NTV)、『悪の教典』(12)、「35歳の高校生」(13、NTV)、ドラマ「ロストデイズ」(14、CX) 等がある。

アヤのことを慕う、ちょっと内向的な性格の少女。自室にこもったアヤと会えないことで、余計にアヤへの思いを募らせていく。ある日、ミチの目の前で、忽然と姿を消してしまう。

1996年12月26日生まれ、宮城県出身。2007年オーディションに合格し、芸能界デビュー。「CHANGE」(08、CX)でテレビドラマ初出演。その後ドラマ、映画と着実に実績を積み重ね、『リアル鬼ごっこ3』(12)ではヒロイン役としてアクションもこなし存在感をアピールした。その他の主な出演作品に「あまちゃん」(13、NHK)、『舟を編む』(13)、『男子高校生の日常』(13)、「イタズラなkiss~Love in TOKYO」(13~、CS)、『太陽の坐る場所』(14)、『宇宙刑事 シャイダーNEXT GENERATION』(14)等がある。

リサの親友で、卒業後はネイルサロンを開くことを夢見ている。リサがアヤにあこがれていることに嫉妬し、生徒たちが失踪するのは、アヤが呪いをかけたせいだと思っている。

1996年12月12日生まれ、東京都出身。子役として6歳から芸能界入り。ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(CX、04)で草彅剛の娘役を演じ、その愛らしさから一躍お茶の間の人気者となる。その後もテレビドラマ、映画、舞台と縦横に活躍。若手演技派として評価が高い。出演近作に「高校入試」(12、CX)、『ももへの手紙』(12、声の出演)、「山田くんと七人の魔女」(13、CX)、舞台「青年Kの矜持」(14)、『サクラサク』(14)、「珈琲屋の人々」(14、NHKBS)等がある。

場の空気を読むのがやや苦手で、生徒のなかでもちょっと浮いている存在。“神隠し”を巡る騒動にも動じる素振りがなく、アイドルを夢見て、オーディションに挑戦し続けている。

1997年3月6日生まれ、愛知県出身。ドラマ『放課後グルーブ』(13、TBS)で女優デビュー。続く映画『ルームメイト』(13)ではトラウマを持った少女を体当たりで演じ、高い評価を得た。「鼠、江戸を疾る」(14、NHK)にはレギュラー出演。ASIAN KUNG-FU GENERATION「スタンダード」MVに出演。その他、映画「神さまの言うとおり」(14)の公開が控えている。

学園の教師で、シスター。弟・崇のことをつねに気にかけ、共に寄宿舎に暮らしている。

1982年3月15日生まれ、大阪府出身。2007年「パッチギ!LOVE&PEACE」で2007年度全国映連賞女優賞、第3回おおさかシネマフェスティバル新人賞を受賞。近年の映画出演作に、「黄金を抱いて跳べ」(12)、「そして父になる」(13)、「ゲノムハザード~ある天才科学者の5日間~」(14)、「わたしのハワイの歩き方」(14)、「円卓」(14)などがある。

学園で園芸作業を手伝う青年。内気な性格で人と接するのが苦手。脚をいつもひきずっている。

1992年8月24日生まれ、神奈川県出身。「花ざかりの君たちへ 〜イケメン☆パラダイス〜 2011」(08、CX)でテレビドラマ初出演。以降ドラマ、映画、舞台と順調に活躍の場を広げ、次世代若手派としての地位を確率。近作映画『桐島部活やめるってよ』(12)『カノジョは嘘を愛しすぎている』(13)でも同世代のキャストの中で存在感を示した。その他の映画出演作に『悪の教典』(12)『不安の種』(13)がある。

ロリータファッションに身を包む、奇妙な中年女性。学園の卒業生だといいはり“女の子だけにかかる呪い”に詳しい。

1979年12月31日生まれ、佐賀県出身。2003年NHK連続テレビ小説「こころ」(03、NHK)でヒロインを演じ、話題を集める。その後「サラリーマンNEO 」シリーズ(06、NHK)、「警視庁捜査一課9係」シリーズ(06、EX)、「神谷玄次郎捕物控」(14、NHK BS-P)などに出演。TV、舞台、映画と様々なフィールドで活躍している。映画出演作に『おろち』(08)、『孤高のメス』(10)、『岳~ガク~』(11)、『救いたい』(公開待機中)等がある。

学園の園長で、自身が卒業生でもある。生徒たちの謎の失踪に心を痛めている。

1960年8月4日生まれ、静岡県出身。1981年『制服・処女のいたみ』でデビュー。『ピンクのカーテン』シリーズ(82~83)等で一世を風靡した。その後活躍の場を様々な方面に広げ、1984年『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』に主要人物の娘役で出演。以後、『男はつらいよ』シリーズ第33作~39作までにレギュラー出演者として参加した。映画出演の近作に、『春との旅』『ソラニン』(10)、『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)『捨てがたき人々』(14)などがある。「あまちゃん」(13、NHK)のベテラン海女役でもお茶の間の人気を博した。

映画美学校に第一期生として入学。当時講師だった黒沢清、塩田明彦、青山真治らに師事する。『独立少女紅蓮隊』、で長編映画監督デビュー。脚本も多く担当。アクションとホラーの丁寧な演出は業界内外に定評がある。次世代を期待される若手日本映画監督の一人。『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』(08)、『呪怨 黒い少女』(09)、『ゴメンナサイ』(11)、『携帯彼女』(11)、『リアル鬼ごっこ3』(12)、『リアル鬼ごっこ4』(12)、『リアル鬼ごっこ5』(12)、『バイロケーション』(14)。

品番:BIXJ-0162
発売日:2015/03/03
価格:5,800円(税抜)
画面:16:9[1080p Hi-Def]ビスタサイズ
字幕:日本語字幕
音声:日本語DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド
公開日:2014年09月公開
製作国:日本
製作年:2014

【初回生産限定特典】
・アウターケース

【映像特典】
・メイキング
・インタビュー(中条あやみ/森川 葵)
・公開記念舞台挨拶
・KADOKAWAホラーヒロイン引継式
・予告集(特報/予告/応援予告)

商品詳細

品番:BIBJ-2767
発売日:2015/03/03
価格:4,700円(税抜)
画面:16:9LBビスタサイズ
字幕:日本語字幕
音声:日本語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
公開日:2014年09月公開
製作国:日本
製作年:2014

【初回生産限定特典】
・アウターケース

【映像特典】
・メイキング
・インタビュー(中条あやみ/森川 葵)
・公開記念舞台挨拶
・KADOKAWAホラーヒロイン引継式
・予告集(特報/予告/応援予告)

商品詳細