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300億ドル。
日本に先んじて2012年から米国での合法化が始まったオンラインカジノの年間収益額である。
そこで実際に起きたポーカーの不正事件から着想を得て、レオナルド・ディカプリオ製作のもと、一本の映画が生まれた。カジノ王に操られ、FBIからは追われるハメになったある学生の逆転劇を描くギャンブル・エンターテイメント『ランナーランナー』である。
主人公のプリンストン大学院生リッチーにジャスティン・ティンバーレイク(『TIME/タイム』)、彼を翻弄するサイトの胴元であるカジノ王にベン・アフレック(『アルゴ』)を迎え、タフで知的な駆け引きを軽妙に展開したのは『リンカーン弁護士』が好評を博したブラッド・ファーマン監督。
元ネタはアメリカの大手オンラインポーカーサイト「アルティメットベット」で2008年に起きた詐欺トラブル。経営関係者の内部告発、さらにはFBIによる報道規制も噂されるまでに発展した、まさに“映画のような”この事件。本作のエピソードがどこまでが事実か、信じるかどうかは見る者の自由だが、娯楽性豊かにこの時代ならではのネット社会の抱えるリスクをも描き切った本作は、“ギャンブル”ジャンルの新たな基準点となる傑作であると言えよう。

プリンストン大学に在学する天才学生リッチーは、得意とするオンライン・ポーカーで貴重な学費を全額スッてしまう。
プレイ中、自分のカードが対戦相手に見透かされているような感覚を覚えたリッチーは、落ち込む間もなく、すぐにサイトのシステムを解析し、そこに隠されていたペテンを発見する。そしてサイト・オーナーでありカジノ王としても名を轟かすブロック(ベン・アフレック)のもとへ直談判に向かうのだった―。
海、ダンス、サーカス。きらびやかな賑わいを見せる中米コスタリカのカジノで、リッチーはブロックと対峙した。不正の根拠を提示されたブロックはサイトのシステム・エラーをあっさりと認め、その情報の封印と引き換えに、掛け金の返済と残りの学費の支払を保証する、と言い出した。
さらにブロックはリッチーの頭脳と機転を見込み、カジノ経営に誘う。物見遊山で足を踏み入れたものの、桁違いの札束が行き交う日々、そしてブロックのビジネス・パートナーである美女・レベッカとの恋に、徐々にハマっていくリッチー。
しかし、そんな“アメリカン・ドリーム”は突如終わりを告げる。仕事を終えたある日、リッチーは見知らぬグループに誘拐されたのだ。犯人はFBI捜査官のシェイバース。彼はブロックのカジノ運営における詐欺行為を疑っており、その右腕であるリッチーに「48時間以内にブロックの詐欺の証拠を持ってこい」と脅すのであった。
本当に不正が存在するのか、確信が持てない中、他の仲間たちは次々と消息を絶ち、ブロックには自らの家族の弱みを握られてしまう。戸惑うリッチーだったが、このままでは二度とアメリカに戻ることはできない。
「この泥沼から必ず抜け出してやる」。意を決したリッチーは、ただ一人信頼できるレベッカとともに、自分の命を賭けることになる一世一代の大博打を仕掛けることを決意する。リッチーが勝ち抜くために選択した最後の一手とは一体。

1981年、テネシー州生まれ。ポップグループ“イン・シンク”で有名になり、シンガー/ソングライター/プロデューサー/俳優としてソロ活動を開始し、6つのグラミー賞、4つのエミー賞を獲得するなど、世界中で賞賛を浴びている。
世界中で1700万枚近いアルバムセールスを記録した2枚のマルチプラチナ・ソロアルバムをリリースしたのち、映画/TV界に進出。『ブラック・スネーク・モーン』(06)、アニメ『シュレック3』(07)などで優れた演技を披露する一方、同時に「サタデー・ナイト・ライブ」の9エピソード(03~13)にも出演し、ポップカルチャーの申し子として強い印象をお茶の間に残した。
10年は俳優としてのキャリアを強化する作品に出演。デヴィッド・フィンチャー監督のアカデミー賞ノミネート作品『ソーシャル・ネットワーク』ではナップスターの創始者ショーン・パーカーを演じて称賛され、アニメ『ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦』(未)ではブーブー役の声を担当した。翌11年にはコメディ作品にも出演の幅を広げた。『バッド・ティーチャー』ではキャメロン・ディアス、ジェイソン・シーガルと共演し、『ステイ・フレンズ』ではミラ・クニスと共演した。
また、アンドリュー・ニコル監督のサスペンススリラー『TIME/タイム』ではアマンダ・セイフライドと共演し、主人公ウィル・サラスを演じた。12年夏には、『人生の特等席』でクリント・イーストウッド、エイミー・アダムスと共演。また、コーエン兄弟の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(13)ではキャリー・マリガン、オスカー・アイザックと共演している。
本作で俳優業は休止し、シンガーとして再始動。最新アルバムはビルボードチャート初登場1位を記録し、早くもその存在感を見せつけている。

1986年、イングランド・ケント州生まれ。2007年に王立演劇学校(RADA)を卒業後、エンパイア賞新人賞を受賞し、11年度英アカデミー(BAFTA)賞新人賞にノミネートされた。
08年、ボンドガール“ストロベリー・フィールズ”役を演じた『007/慰めの報酬』(マーク・フォースター監督、ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ共演)、フィリップ・シーモア・ホフマン、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、エマ・トンプソンと共演した60年代が舞台の時代コメディ『パイレーツ・ロック』(09/リチャード・カーティス監督)などの出演でキャリアを重ね、J・ブレイクソン監督のインディペンデント作品で、誘拐と陰謀が絡むスリリングなサスペンス『アリス・クリードの失踪』(09)でタイトルロールを演じた。
10年には、ギリシャ神話に基づく81年の歴史大作のリメイク版『タイタンの戦い』(ルイ・ルテリエ監督、サム・ワーシントン共演)にイオ役で出演。マイク・ニューウェル監督の『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(10)では、ヒロインのタミーナ王女役を演じ、ジェイク・ギレンホール、ベン・キングスレーと共演した。
近作は、ヴァンパイアのクララを演じる『ビザンチウム』(12/ニール・ジョーダン監督、シアーシャ・ローナン共演)、ロンドンを舞台にしたコメディ・ドラマ『アンコール!!』(12/ヴァネッサ・レッドグレイヴ、テレンス・スタンプ共演)、『ヘンゼル&グレーテル』(13・未/ジェレミー・レナー共演)などがある。

1979年、ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。オフブロードウェイ作品「Up Against the Wind」でヒップホップスターのトゥパック・シャクールを演じて絶賛され、初めて注目を集めた。
カーティス・ハンソン監督の『8 Mile』(02)でエミネムの宿敵パパ・ドク役を演じ、この演技がスパイク・リー監督の目に留まり、『Sucker Free City』と『セレブの種』に立て続けに配役された。また、クリント・イーストウッド監督のアカデミー賞受賞作『ミリオンダラー・ベイビー』(04)、ジョナサン・デミ監督の『クライシス・オブ・アメリカ』(04)にも出演。08年には、キャスリン・ビグロー監督のアカデミー賞受賞作『ハート・ロッカー』でJ・T・サンポーン軍曹を演じてインディペンデント・スピリット賞にノミネートされた。
11年には、『アジャストメント』(マット・デイモン共演)、ディズニー/ドリームワークス作品『リアル・スティール』に出演した。ほかの近作には、『崖っぷちの男』(11/サム・ワーシントン、エリザベス・バンクス共演)、『リンカーン/秘密の書』(12/ティムール・ベクマンベトフ監督)、犯罪ドラマ『L.A.ギャング ストーリー』(12/ショーン・ペン、ジョシュ・ブローリン、エマ・ストーン、ライアン・ゴズリング共演)など。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14/スカーレット・ヨハンソン、クリス・エヴァンス共演)では、サム・ウィルソン/ファルコン役を演じてマーヴェル・コミックス一家の仲間入りを果たしている。

1972年、カリフォルニア州バークレー生まれ。2度のアカデミー賞に輝く、監督/俳優/脚本家/プロデューサーの肩書をもつ才人。本作の製作を担当するレオナルド・ディカプリオとともに、無類のポーカーゲームファンとしても知られている。
監督・製作・出演を兼ねた『アルゴ』(12)は、2012年で最も賞賛された映画となり、アカデミー賞作品賞、脚本賞と編集賞を獲得し、さらに4部門にノミネートされた。監督デビューは07年の『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(未)。10年には、『ザ・タウン』の監督・主演・共同脚本を務める。
97年、マット・デイモンと共同脚本を担当して共演した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で、初めて注目を浴びた。二人はこの作品で、アカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞し、ゴールデングローブ賞およびヒューマニタス賞も受賞した。翌98年にはアカデミー賞受賞作『恋におちたシェイクスピア』に出演し、ほかのアンサンブルキャストとともにSAG賞を受賞。
また、『アルマゲドン』(98)、『恋は嵐のように』(99)、『マネー・ゲーム』(00)、『パール・ハーバー』(01)、『トータル・フィアーズ』『チェンジング・レーン』(共に02)、『デアデビル』(03)、『世界で一番パパが好き!』(04)、『ハリウッドランド』(06)、『消されたヘッドライン』『そんな彼なら捨てちゃえば?』(共に09)、『カンパニー・メン』(10)、テレンス・マリック監督の『トゥ・ザ・ワンダー』(12)など、様々な種類の映画に出演してきた。
待機作には、デヴィッド・フィンチャー監督の『ゴーン・ガール』(2014年12月日本公開)、バットマン役を演じることが話題となっている『Batman v Superman: Dawn of Justice』などがある。

フィラデルフィア生まれ。気骨溢れ、思考を刺激する、極めて優美なスタイルで知られる監督/製作/脚本家である。
近作は、マイクル・コナリーのベストセラー小説に基づく『リンカーン弁護士』(11/マシュー・マコノヒー、ライアン・フィリップ、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・レグイザモ、マリサ・トメイ、ブライアン・クランストン出演)。初監督作『ハード・クライム』(07・未/ジョン・レグイザモ、タイリース・ギブソン、ロージー・ペレス出演)がトロント国際映画祭で“必見映画”の1本と絶賛され、ロージー・ペレスがインディペンデント・スピリット賞の最優秀助演女優賞にノミネートされた。
短編での監督デビュー作となる『Fast Forward』(02)は、高評価を受け、全米の25以上の映画祭で上演された。短編2作目『The Stranger』(03/スティーヴ・グッテンバーグ出演)では、監督/製作/共同脚本を務めた。この作品はハリウッド映画祭でプレミア上映され、長編映画と同時上映される唯一の短編映画に選ばれた。
レイプ・虐待・近親相姦全米ネットワークのための公共広告「Unbroken」(レイチェル・ビルソン出演)が、ユニバーサル・スタジオ/MVPA ディレクターズカット映画祭で認められ、“2004年のトップディレクター”の一人に選ばれた。
多様な映画レパートリーに加えて、音楽業界でも強烈な存在感を確立してきた。B.B.キング、バディ・ガイ、サム・レイなど、ブルース界の大御所たちをフィーチャリングして高評価を得たドキュメンタリー『Buried Alive in the Blues』(05)では、監督/脚本/製作を担当。この他多くの音楽ビデオも監督している。

品番:BBXF-2082
発売日:2015/04/02
価格:4,800円(税抜)
画面:16:9[1080p Hi-Def]シネスコサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
音声:
1.英語DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド
2.日本語DTS-HD Master Audio 2.0chステレオ(吹替)
公開日:2014年11月公開
製作国:アメリカ
製作年:2013

【映像特典】
◎インタビュー
(ジャスティン・ティンバーレイク、ベン・アフレック、ジェマ・アータートン)
◎予告集(オリジナル予告、日本版特報、日本版予告)

※全て予定

商品詳細

品番:BBBF-2558
発売日:2015/04/02
価格:3,900円(税抜)
画面:16:9シネマスコープ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
音声:
1.英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
2.日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ(吹替)
公開日:2014年11月公開
製作国:アメリカ
製作年:2013

【映像特典】
◎インタビュー
(ジャスティン・ティンバーレイク、ベン・アフレック、ジェマ・アータートン)
◎予告集(オリジナル予告、日本版特報、日本版予告)

※全て予定

商品詳細