Pictures

洋画
邦画
アニメ
バラエティ
その他
ザ・ゲスト

単なるスリラーには留まらない“ひねり”の効いた脚本とレトロスタイルを踏襲した撮影と演出が全く新しい衝撃を生み出し、各国で絶賛された『サプライズ』。その仕掛人は『ビューティフル・ダイ』や『V/H/S』シリーズでタッグを組んできた、今最も注目を集めるクリエイター、アダム・ウィンガードとサイモン・バレット。そして2014年、彼らは最高傑作となる『ザ・ゲスト』を生み出した。初お披露目となったサンダンス映画祭では『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が賞賛。第39回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門にも出品され話題を呼んでいる。全米では「VARIETY」、「THE Hollywood REPORTER」を筆頭に、多くのレビューサイトで絶賛評を獲得。想像をはるかに超える“ある男の正体”に全米が陶酔している。

ミステリアスな帰還兵デイヴィッドを演じるのは、人気シリーズの最新作『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』にも出演の英国俳優ダン・スティーヴンス。海外ドラマ「ダウントン・アビー」で注目を集め、ベネディクト・カンバーバッチに次ぐブレイクが期待されている。持前の端正な顔立ちと透き通る青い目、そして鍛え上げられた体で魅惑的なキャラクターを見事に体現。デイヴィッドは謙虚で律儀、礼儀正しく、容姿端麗。しかし、時としてその姿から全く見合わない行動をとるこの男の正体は一体何なのか。その正体と目的に対峙したとき、あなたは驚愕すると同時に心を奪われる。

『ザ・ゲスト』はスリラーの様相を持ちながらもその枠では収まらない。ホラーやサスペンスの要素を醸し出したかと思えば突如としてアクションへと移り変わる様には意表をつかれ、清々しいまでのスリルが味わえる。ホラーの定番を覆した『キャビン』同様、言わばジャンルレスな作品に仕上がっていることも本作最大の魅力だ。かつての傑作映画へオマージュの意を込めつつ、今あなたの元にデイヴィッドという名の男が訪れる。

イラク戦争で長男ケイレブを亡くしたピーターソン一家。ハロウィン間近のある日、突然チャイムが鳴る。失意の妻ローラ(シーラ・ケリー)が応じると、玄関先に立つ男はデイヴィッド(ダン・スティーヴンス)と名乗り、ケイレブの戦友で彼の最後の言葉を伝えにきたと話す。思わぬ訪問だったがローラはデイヴィッドから話を聞くために快く家に招き入れた。
彼は息子と同じ部隊の所属で、亡くなるときも一緒におり、「家族のことを頼む、愛していたと伝えてくれ。」との遺言を守るために訪れたのだと話す。家の中の息子の記念写真には、兵士として一緒に映りこむデイヴィッドがいた。夫人は一晩だけでも泊まって話を聞かせて欲しいと懇願し、彼は<ゲスト>として宿泊することになる。
ローラのほかに、親に反対され隠れて彼氏と交際している高校生アナ(マイカ・モンロー)、学校でいじめを受けているルーク(ブレンダン・マイヤー)、仕事場の上司との人間関係に悩む父スペンサー(リーランド・オーサー)と少しワケのある家族だった。
見知らぬ男を泊めることに反対していたスペンサーだったが、酒を酌み交わし、会社での愚痴をデイヴィッドに吐き出すと、聞き上手なデイヴィッドに気を変え、もっと泊まっていくようにと促す。それを受け入れるデイヴィッドだったが、一人になると一転し険しい顔を覗かせる。
ある日、さえない顔で下校するルークを車で迎えにきたのはデイヴィッドだった。彼は、誰からいじめを受けているのかを問いただすと、放課後にバーに向かういじめグループの連中の後を車でつけ始める。嫌々バーに入るルークを嘲笑う彼らをデイヴィッドは挑発する。まんまと乗ってきたところに、突如として暴力の嵐が吹き荒れる。デイヴィッドは殴り掛かってくる集団を瞬く間に倒してしまったのだ。二人は家に帰ると事情を説明し、ローラはいじめにあったルークをデイヴィッドが助けてくれた事に感謝するのだった。
ローラはアナにデイヴィッドをパーティに連れ出して気分転換をさせようと気をまわす。二人でパーティ会場に向かうと、ホストのクリステンが出迎える。中ではコスプレ、マリファナ、ネオンに爆音。10代のありふれたパーティに大人で容姿端麗なデイヴィッドは注目を集めた。しつこい元彼に迷惑しているクリステンを助け、彼女と体の関係を持つ。そこにいた裏の仕事に手を染めるクレイグ(ジョエル・デヴィッド・ムーア)に銃を買いたいと申し出たデイヴィッドだが、アナがバンドマンの彼氏ジーク(チェイス・ウィリアムソン)と喧嘩をしてしまい一緒に帰宅することに。車中、喧嘩の原因を親身になって聞くデイヴィッド。アナは気持ちが楽になり、彼に好意を寄せるようになる。礼儀正しく、器用で容姿端麗、そして家族全員を支え始めたデイヴィッドは、いつの間にか家族の大切な友人として一家に溶け込んでいった。
朝、アナがデイヴィッドのために選曲したCDを渡そうと探していると、庭先で電話をする姿を目撃する。「今は身を隠しているが、追われている。新しい顔が必要だ。」それを聞いたアナは不信に思い、兄が所属していた軍に身元確認をするが、それがきっかけでとある組織へと連絡がいくことになる。連絡を受けたカーバー少佐(ランス・レディック)は完全武装した特殊部隊をデイヴィッドの元へ派遣する。
時を同じくして、武器の密売人から銃や手榴弾を購入するデイヴィッド。軍にいたからかやけに銃火器の取り扱いになれている。銃を手に取ったデイヴィッドは突如、銃口を売人向け、その引き金に指を掛けるのだった。
それからというもの、町では不審な事件が多発する。石切り場で死体となって発見されたクレイグ。そしてクレイグ殺しと麻薬所持の罪で投獄されたアナの彼氏ジーク。父スペンサーのストレスの原因だった上司の不審死―。一体この町で何が起きているのか。アナはデイヴィッドの正体を突き止めようと動きだす。しかし、時すでに遅く、謎の武装特殊部隊がデイヴィッドに襲い掛かる。予期していたかのように応戦するデイヴィッド。激しい銃撃戦が繰り広げられ、町は一気に戦場と化す。彼は何者で、本当の目的は何なのか―。

1982年10月10日、イギリス生まれ。
本作以前には、ドイツ語を言語とする『Hilde』(09/未)の他、『Vamps』(12/未)、『Summer In February』(13/未)、ドリームワークス作品でベネディクト・カンバーバッチと共演した『フィフス・エステート/世界から狙われた男』(13/未)などに出演。 TVでゴールデングローブ賞受賞シリーズ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」の25エピソード(10~12)にも出演し世界で注目を集める。 近作には、2014年に全米公開予定のアダム・サンドラ―共演の『The Cobbler』、リーアム・ニーソンと共演するサスペンススリラー『A Walk Among the Tombstones』、大人気シリーズの3作目『ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密』などがある。さらにはジャッキー・アールヘイリーの監督作『Criminal Activities』の撮影を完了し、現在はインディ映画『The Ticket』を撮影中と出演作が多数控える。

1993年5月29日、アメリカ生まれ。2006年の『Bad Blood』で映画デビューを果たし、ザック・エフロン、デニス・クエイドと共演した『チェイス・ザ・ドリーム』(12/未)ではザックが想いを寄せる相手として出演。また、ソフィア・コッポラ監督作品『ブリングリング』(13)、ケイト・ウィンスレット、ジョシュ・ブローリンと共演した『とらわれて夏』(13)に出演。また、『It Follows』(14/未)はカンヌ映画祭でも絶賛された。待機作には、インディペンデント映画『Bokeh』や『The Fifth Wave』などがある。開花し始めた演技キャリアに加えて、カイトボーディング界では世界トップランクの女性サーファーである。

1994年10月2日、カナダ生まれ。
米YTV/ディズニーXDシリーズ「Mr. Young」の80エピソード(10~13)でタイトル・ロール、アダム・ヤングを演じて以来、精力的に俳優として活躍している。「Mr. Young」は国際的な注目を浴び、自身が初めてノミネートされたレオ賞ヤングTVシリーズ部門最優秀演技賞やカナダ・スクリーン・アワードなど、数多くの賞を獲得している。エジプト旅行中に書いた短編映画『A Job』(14/未)で監督デビューを飾り、今後さまざまな映画祭に出品される予定である。ほかに米ホールマーク・チャンネルの「Christmas in Canaan」(09)、ドウェイン・ジョンソン共演の『妖精ファイター』(10/未)、米ハブ・ネットワークの「R.L. Stine’s The Haunting Hour」(ジョエル・コートニー共演)などに出演している。

1961年10月9日、アメリカ生まれ。
出演作には、『パッション・フィッシュ』(92)、キャメロン・クロウ監督作『シングルス』(92)、ジョージ・クルーニーと共演した『素晴らしき日』(96)、製作も担当した『ブルー・イグアナの夜』(00)、『ベティ・サイズモア』(00)、リドリー・スコット監督作品『マッチスティック・メン』(03)などがある。

1960年8月6日、アメリカ生まれ。
デヴィッド・フィンチャー監督の『セブン』(95)で初めて脚光を浴びる。そののち、『エスケープ・フロム・L.A.』(96)、『エイリアン4』(97)、『プライベート・ライアン』(98)、『ベリー・バッド・ウェディング』(98)、『ボーン・コレクター』(99)、『ツイステッド』(04)、『さらば、ベルリン』(06)、そして『96時間』(08)および『96時間/リベンジ』(12)などの作品に次々と出演し記憶に残る演技を披露してきた。近作は、サウス・バイ・サウスウェスト映画祭でプレミア上映されたダークコメディ『Faults』(14/未)。待機作は、ルパート・ワイアット監督作品『The Gambler』。TVでは、米NBC放送の「ER 緊急救命室」の最後の5年間で61エピソード(04~09)に出演してルシアン・ドゥベンコ医師を演じ、「24 TWENTY FOUR」の4エピソード(09)にも出演した。

1998年7月7日、アメリカ生まれ。
ポール・ジアマッティ共演の『クリーチャーズ 異次元からの侵略者』(12/未)でスクリーンデビュー。オーディションを受け主役に大抜擢され、2012年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、好評を博す。TVでは、「All the Wrong Notes」の1エピソード(12)、「Never Fade Away」の2エピソード(12)、「Video Game High School」の6エピソード(13)、「Complete Works」の5エピソード(14)などのTVシリーズに出演。待機作には、『Fetish Factory』『The Hollywood Reboot』などがある。

1982年12月3日、アメリカ生まれ。
映画学校在籍の19歳のときに『Home Sick』(07/未)で長編映画を初監督。連続殺人犯による偏執的なラブストーリー『ビューティフル・ダイ』(10)は、2010年度トロント国際映画祭でプレミア上映され、さらにファンタスティック・フェストで絶賛を浴びた。次の監督作品でダークコメディ的な家宅侵入ホラー『サプライズ』は、11年度トロント映画祭の“ミッドナイト・マッドネス”部門でプレミア上映されて絶賛された。その反響のあまりの大きさにライオンズゲートが獲得し、大々的に全米公開するという一大センセーションを巻き起こす。その後、26章のホラーオムニバス巨編『ABC・オブ・デス』(12)の1作でアルファベットの“Q”を担当し、『Q is for Quack/アヒル』編を監督。また、高評価を得るオムニバスジャンル映画『V/H/S シンドローム』(13)と『V/H/S ネクストレベル』(13)でもそれぞれ一編ずつを監督。

品番:BIXF-0163
発売日:2015/06/02
価格:4,800円(税抜)
画面:16:9(1080p High Definition)シネスコサイズ
字幕:(1)日本語字幕 (2)日本語吹替用字幕
音声:
(1)英語 DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド
(2)日本語 DTS-HD Master Audio 2.0chサラウンド(吹替)
公開日:2014年11月公開
製作国:米国
製作年:2014

●映像特典(予定)
☆インタビュー映像集
(1)監督:アダム・ウィンガード&脚本:サイモン・バレット
(2)主演:ダン・スティーヴンス
☆削除シーン集(監督&脚本家のコメンタリー付き)
★予告集(本国版劇場予告、日本版劇場予告)

商品詳細

品番:BIBF-2769
発売日:2015/06/02
価格:3,900円(税抜)
画面:16:9LBシネスコサイズ
字幕:(1)日本語字幕 (2)日本語吹替用字幕
音声:
(1)英語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
(2)日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ(吹替)
公開日:2014年11月公開
製作国:米国

●映像特典(予定)
☆インタビュー映像集
(1)監督:アダム・ウィンガード&脚本:サイモン・バレット
(2)主演:ダン・スティーヴンス
☆削除シーン集(監督&脚本家のコメンタリー付き)
★予告集(本国版劇場予告、日本版劇場予告)

商品詳細