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コップ・カー

家出中のトラヴィスとハリソンが、荒野で偶然みつけた一台のパトカー。悪戯に車を走らせはしゃぐ少年ふたりだが、それは絶対に手を出してはいけないパトカーだった……。車の持ち主である謎の悪徳保安官ミッチ・クレッツァー(ケヴィン・ベーコン)は、車が盗まれたことに気づき、即座に追跡を開始する。彼らがトランクの中身に気づいたとき、恐ろしい追跡劇が幕を開ける! 映画の舞台となるのは、コロラド州の架空の地域であるクインラン・カントリー。美しい山々と広大な荒野のなか、刺激を求めてさまよう少年ふたりの冒険はまるで現代版『スタンド・バイ・ミー』(86)のようでもあり、一方でベーコンの鬼気迫る迫真の演技、少年たちが味わう恐怖、時にブラックな笑いも誘う予想外の展開が、見る者を魅了する。無邪気な悪戯が狂気にまで増幅する今までにないクライム・サスペンス!

主演及び製作総指揮に立つのはケヴィン・ベーコン。『フットルース』(84)『アポロ13』(95)『ミスティック・リバー』(03)『スーパー!』(10)や、テレビシリーズ『ザ・フォロイング』(13〜15)など、あらゆるジャンルの作品に出演し、その活動の豊富さからハリウッド俳優のほとんどが共演者だと話題になるほど。監督をつとめるのは、ホラー映画界の帝王イーライ・ロスにその才能を認められ『クラウン』(15)で鮮烈なデビューを果たしたジョン・ワッツ(1981年生まれ)。2017年夏全世界公開となる『スパイダーマン』新シリーズの監督として抜擢され、「最も優秀な次世代の監督」として嘱望されている。脚本を読むとすぐに出演を快諾し、総指揮も務めた名優ケヴィン・ベーコンと、ハリウッドで今もっとも注目される新鋭監督ジョン・ワッツ。そんなふたりの才能がつくりあげ、2015年のサンダンス映画祭で発表されるとたちまち話題となった本作を、どうぞお見逃しなく!

こっそりと家を抜けだしたふたりの少年、トラヴィスとハリソンは、互いにふざけ合いながら野原を歩き続けていた。やがて人気のない空き地へとたどり着いた彼らは、乗り捨てられた一台のパトカーを発見する。車にキーが付けられたままだと気づいたふたりは、早速パトカーを乗り回す。やがて田舎道をドライブしていた中年女性ベヴが、パトカーで爆走する少年たちを目撃する。仰天した彼女はすぐに警察に通報するが、誰にも信じてもらえず、いら立ちを募らせる。

一方それより少し前のこと。保安官ミッチ・クレッツァーは、パトカーのトランクから死体を引きずり出し、地面に掘った穴に放り込んでいた。ようやく死体を処理したクレッツァーは車のもとに引き返すが、先ほどまであったはずのパトカーがこつ然と姿を消しているのを目にし呆然とする。何者かに車が盗まれたと気づき焦る彼だが、まずは森を出て街へ戻る手段を見つけなければならない。どうにか車を盗みだしたクレッツァーは、街へ戻ると警察無線を探り当て何喰わぬ顔で通信指令部に連絡をとる。冷静さを装い自分の失態を隠そうとする彼は、指令部との会話から自分の車に起きた事実を知る。怒りに燃えたクレッツァーは、無線を使い、無謀な盗人たちに今すぐ自分の車を返すよう警告する。

その頃、車のなかで見つけた銃や防弾チョッキで遊んでいたトラヴィスとハリソンだが、やがて無線から聞こえるクレッツァーの声に、事の重大さを思い知らされる。車を返すべきかこのまま逃げるべきかで揉めるふたりは、やがてトランクから聞こえる不審な音に気づく。恐る恐るトランクを開けると、そこには両手を縛られた血だらけの男が入っていた。車を乗りまわしていたのがクレッツァーではなく少年たちだと知った男は、すぐに自分を助けてくれるよう頼むのだが……。

1958年7月8日、アメリカ合衆国のフィラデルフィアに生まれる。17歳のとき役者を目指してニューヨークへ渡り、サークル・イン・ザ・スクエア劇場で最年少の生徒となる。舞台での経験を積んだ後、1978年に『アニマル・ハウス』のチップ役で映画デビュー。『13日の金曜日』『ダイナー』等に出演し、日本でも大ヒットとなった青春ドラマ『フットルース』に主演しブレイクする。その後も青春映画やロマンティックコメディ映画に数多く主演するほか、社会派作品『JFK』『ア・フュー・グッドメン』などでのシリアスな役柄から、メリル・ストリープと共演したアクションスリラー『激流』や製作総指揮もとった『ワイルドシングス』、透明人間となった男の暴走を描く『インビジブル』での個性的な悪役、そしてイーストウッド監督『ミスティック・リバー』への出演など、幅広いジャンルの映画でその才能を証明する。

1994年、『激流』でゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネート、アルカトラズ刑務所で実際に起こった虐待事件を描いた1995年の『告発』では放送映画批評家協会主演男優賞を受賞、2009年にTV映画『TAKING CHANCE/戦場のおくりびと』でゴールデングローブ賞主演男優賞と全米映画俳優組合賞を受賞した。2010年、映画界の傑出したキャリアや慈善活動での功績が認められ、映画批評家協会のジョエル・シーゲル賞を受賞。2013年からは、TVドラマで初の主演となるサイコスリラー『ザ・フォロイング』がスタートした。現在は新作映画『6 Miranda Drive』(グレッグ・マクリーン)が公開待機中。
1996年、キーラ・セジウィック、ボー・ブリッジス、ヘレン・ミレンが主役を演じたTV映画『Losing Chase』(未)で監督デビューを果たす。本作は3部門でゴールデングローブ賞にノミネートされ、ヘレン・ミレンが主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞した。2004年に監督第二作(劇場映画としては処女作)『バイバイ、ママ』を手がける。キーラ・セジウィック主演の刑事ドラマ『クローザー』(2005〜2012)でも数話の監督をつとめている。 映画やテレビ作品に加え、1983年に『Slab Boys』でショーン・ペンと共演しブロードウェイデビューを果たし、現在まで舞台での活躍も続けている。2002年、ヘザー・マクドナルド脚本の一人芝居『An Almost Holy Picture』に主演。2012年には、同性結婚を禁じるカリフォルニア州憲法改正案「提案第8号(Proposition 8)」を題材にしたダスティン・ランス・ブラックの朗読劇『8』にて、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットらと共演。この朗読劇はロブ・ライナーによって演出され、その映像は後日Youtube上で公開された。また俳優としての活動のほかに、ミュージシャンの兄マイケル・ベーコンと「ザ・ベーコン・ブラザーズ」というバンドを組み、現在もCDやツアー活動を積極的に行なっている。私生活では、1988年、TV映画『レモン色の部屋』で共演した女優のキーラ・セジウィックと結婚している。

カリフォルニア州ロングビーチに生まれる。演劇プロデューサーの父を持ち、ニューヨークにあるアルビン・エイリー・スクールのプレ・プロフェッショナル・プログラムでダンサーになるための勉強をする。本作で映画デビューを果たした後、『オリバー』の舞台や、TVドラマ『THE BLACKLISTブラックリスト』(2013〜)、Netflixのマーベルドラマシリーズ『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』(2015〜)に出演している。

バージニア州リッチモンドに生まれる。小さな頃から演技に関心を持ち、多くの短編映画やTVドラマ、インディペンデント映画に出演。2015年には、若干13歳のエミリー・デプリミオが監督したホラー映画『Carver』に主演。2016年公開予定の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(ローランド・エメリッヒ)にも出演している。

1961年生まれ。主にTVドラマ界で活躍している。『ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル』(1997〜2004)で、弁護人エレノア・フラットを演じ、1998年のエミー賞のドラマ部門で助演女優賞を獲得、1999年には同じ役でゴールデングローブ賞を受賞した。その他、『ゴースト ~天国からのささやき』(2005〜2010)、『パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット』(2013〜2016)などに出演。映画出演作に『ダーク・ウォーター』(ウォルター・サレス、2004)、『リベンジ・トラップ/美しすぎる罠』(フアド・ミカティ、2015)など。現在TVドラマ『エクスタント』(2014〜)シリーズでハル・ベリーと共演中。

1969年、フロリダに生まれる。ニューヨークの大学で学んだ後、映画デビュー作『タイガーランド』(ジョエル・シュマッカー、2000)でコリン・ファレルの相手役を演じ人気を博す。その他の映画出演作に、『テイク・シェルター』(ジェフ・ニコルズ、2011)、『世界にひとつのプレイブック』(デヴィッド・O・ラッセル、2012)など。また、マーティン・スコセッシ製作総指揮、スティーヴ・ブシェミ主演の人気TVドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(2010〜2013)で、イライアス・“イーライ”・トンプソンを演じた。現在、2015年からスタートしたマーベルのTVドラマシリーズ『エージェント・カーター』に出演中。

1981年、コロラド州のファウンテンに生まれる。ニューヨーク大学映画学科で学び、2005年に卒業後はミュージックビデオやコマーシャルで技能を磨く。大学の同窓生だったクリストファー・フォードらと共に、ブルックリン在住のフィルムメーカーを中心としたグループ「ウェイバリー・フィルムズ」を旗揚げする。風刺ニュース機関のウェブ版『ジ・オニオン・ニュース・ネットワーク』でもスタッフとして働いていた。短編映画やテレビ映画『Eugene!』(2012)などを手がけた後、2014年、フォードと共に『クラウン』という架空のホラー映画の予告編をつくり、YouTubeに投稿する。この架空の予告編にはホラー映画界の帝王イーライ・ロス本人から連絡があり、本作を実際に製作することが決定。2014年に『クラウン』で長編映画監督デビューを果たした。『コップ・カー』は長編映画二作目となる。現在、2017年夏公開の『スパイダーマン』新シリーズ(トム・ホランド主演)の監督をつとめることが決定している。

品番:BIXF-0221
発売日:2016/08/02
価格:4,800円(税抜)
画面:16:9[1080p Hi-Def]スコープサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
音声:
1.英語 DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド
2.日本語 DTS-HD Master Audio 2.0chステレオ
公開日:2016年04月公開
製作国:アメリカ
製作年:2015

【映像特典】
●メイキング
●日本版予告

商品詳細

品番:BIBF-2966
発売日:2016/08/02
価格:3,900円(税抜)
画面:16:9LBスコープサイズ
字幕:1.日本語字幕 2.日本語吹替用字幕
音声:
1.英語 ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
2.日本語 ドルビーデジタル 2.0chステレオ
公開日:2016年04月公開
製作国:アメリカ
製作年:2015

【映像特典】
●メイキング
●日本版予告

商品詳細